痛かったヨ。
もがけばもがくほど絡まって
痛かったろうね…
切羽詰まった様子でした。
保護の依頼を受けれるかどうかは微妙でしたが、とりあえず来店するように言いました。
買い物に出向いた店舗前の分離帯で取り残されて鳴いている子猫を、ほっておけなくてどうにかしたいとのこと。
ケアも必要なこと。
責任感のあるご家族だったのでお引き受けしました。
ボランティアさん達と1本1本先の尖った枯葉を取り、ヤニで固まったところをバリカンをかけ汚れた身体をシャンプーしてドライヤーをかけていきます。
どれほどお腹が空いていたのか
すごい勢いでご飯を食べます。
こんな子達を見るにつけ野良猫の環境がどれほど過酷か切なくなるのです。
少し安心して眠くなった子猫。
野良猫問題は根深く一朝一夕には解決できるものではありません。
何十年かかるかわかりませんが、いつか
無駄に命を落とす猫がいなくなる日を夢見て、地道な道のりを進んでいくしかありません。