日々の活動報告

レスキュー案件

2016.08.16

哀しみと怒りと決意と。

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猫風邪で瀕死の状態だったダニー
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極度の栄養不良だったダニーは月齢の半分くらいの体重でした。

未成熟でヒゲだけがやけに長くなっているように見えました。
未だにお腹の毛も生えてきません。

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今は一時預かりボランティアのモグちゃんの元でまるで別猫になって可愛がられています。
当初、全盲かと思われましたがおもちゃにも反応しだし目も見えているようで一安心です。
飼い主はこちらの案件
相談者は地域包括支援センターの職員さんです。
高齢者の不適正飼育の果てに
産まれ落ち死んでいく命達
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私達が掃除までする必要はなかったですが、猫達が少しでも快適に過ごせるようにゴミ蜘蛛部屋の掃除も入りました。

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その時に産まれていた4匹の仔猫
心配は的中し昨日、ヘルパーさんから
3匹すでに亡くなっていたとのこと。
1匹が虫の息だというので連れてきてもらいました。

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スタッフがすぐに病院に走りましたが
行く途中に残念ながら息絶えました...
怒りで震えがきます。。。
飼い主には子猫を引きとると伝えていましたが、『今はダメだ』の一点張りで渡してはもらえませんでした。
2匹のオス猫を去勢して飼い主に戻す際、
ありえない酷の耳ダニの駆虫もしてもらいました。
ダニーの医療費も含めまだ1円も負担してもらえていません。
ヘルパーさんも気に入らないと何度も変える我儘ぶり。
猫の為と思いできるだけ寄り添いながら手伝ってきましたが、また同じことを繰り返すのです。
腹立たしいですが、他の猫の駆虫薬も持って行きこちらで滴下しなければなりません。
この飼い主に何を言っても無駄なので黙って帰ってくるしかないのです。
このような高齢者はまだまだ後を絶たず、
どこに怒りとをぶつけていいのかもわかりません。
今は地道に【適正飼育】の啓蒙活動を続けていくしかありません。
今日も《親子と猫の教室》を開催しています。
純粋な子供たちの目を見ながら
若い世代に伝えていくことが大事だと思っています。
無駄に散っていく命の連鎖を止めるために
気持ちを新たにしていき、この怒りをパワーに変えて不幸な命が増えないような活動を構築していきたいと思います。