【小樽】飼い主死亡で取り残された17匹の猫達。
小樽在住の一組目のご家族が会いに来てくださいました。
一通り猫をよく見てくださり家族で相談しますとのこと。
金曜日
札幌からブログを見て連絡くださった親娘さんが、小樽の現地まで足をはこんで下さいました。
すでにキャリーバックを手にしてくれています
「慣れたメス猫はしゅあさんに移動したので見に行きますか?」と伝えると
『いえいえどのコでもいいんですよ〜』と
ちょっと臆病な女のコ達の中から1匹を
引き受けてくださいました。
ブログを見て気にかけていてくれたようです。
1匹が譲渡となりました。
本当に嬉しいです
その後小樽保健所の職員さん達との意見交換会の予定だったので保健所へ向かいました。
1時間半ほど闊達な意見が交わされました。
偶然にも【北海Doぶつnet.】のそれぞれの団体が小樽保健所や後志振興局の案件をお手伝いしていたこともあり今後は北海Doぶつnet.として行政との連携をとりながら何かできることはないか考えていきたいとおもいます。
また一つのステップを上ることができそうです。
その後
もうお一人の里親さん候補がお見合い予定だったので現地に戻りました。
こちらも小樽在住
しっかりと猫を見てくれました。
本当に穏やかな猫たちが多いです。
猛暑の中黙ってても汗は吹き出してきます。
汗だくになりながらも猫たちの様子をしっかりと見てくれて帰り際に
2匹の猫の里親になりたいとお申し出してくださいました。
しかもお掃除のボランティアや現地で里親さん候補のご案内もかってでてくださいました。
週に3回も小樽を行ったり来たりではさすがの私も多忙で疲弊してしまいます。
一番困っていた部分なので本当に嬉しいお申し出でした。
小樽在住ツキネコボランティアのさゆりさん夫妻も、何か手伝えることがないかとお休みにもかかわらず駆けつけてお掃除をしてくれました。
そんな中、一番最初に見に来てくれたご家族から連絡がありました。
『色々家族と話し合って最後に残った猫を2匹引き取ります』とのこと。
まさに神対応の里親さん達に感謝、感謝です。
1匹が近所の方が引き出してくれて、
5匹が家族が決まりそうなので
残りは11匹です。
今月中に猫たちに家族を見つけてあげたいです!
【適正飼育】という言葉の大切さを痛感します。
無知な高齢者さん達が猫を増やす⇨家族や他人に迷惑をかける。
という構図が出来上がっています。
多頭飼育の果てに待っている問題。
猫の行く末やゴミ屋敷問題など負の遺産を家族に残す事になるのです。
もし、この猫たちを処分せざるを得ない場合の家族の胸中を考えるとやりきれません。
様々な問題を含んだ多頭飼育案件。
今一度皆さんにも考えて欲しいと思います。