日々の活動報告

レスキュー案件

2016.07.15

高齢者の不適正飼育の果てに。

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《ボク ダニー

やっぱり目は見えてないみたいなんだって》

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《でも立派なおヒゲがあるから

大丈夫だってオバちゃん
言ってたヨ
早く元気になったら
お母さんかお父さん
迎えに来てくれるよね》
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預かりさんから帰ってきた兄妹

ガリガリにやせ細っていましたが元気になって戻って来ました。
1匹はやっぱり目が酷いです。

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http://s.ameblo.jp/tsukineko-hokkaido/entry-12177575030.html

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不衛生な場所で繁殖を繰り返した猫たち。

救いの手を差し伸べていますが
飼い主の高齢者は頑固です。
親子猫はまだ渡したくないと言います。
先日も去勢したオス猫をこの家に戻す為に車を走らせていたところ、お店に怒りの電話がかかってきたそうです。
「まだ猫が戻ってこないが、どうなっているんだ!」
とまくしたてられたスタッフ。
私も忙しい合間を縫って、自宅のゴミ屋敷の掃除⇨オス猫を病院で去勢して
自宅までお届けする途中だったので
怒りで震えました。
去勢代金のことなど全く知らんふり。
結局こちらで立て替えることになり、回収できるかもわかりません。
このような案件に関わる場合
とても悩みます。
まだまだ氷山の一角で問題は闇の中にたくさんあるからです。
1匹をしっかり適正に飼っていればこんな
不幸な猫は生まれてこないのですから。
この飼い主に何かあっても全ての猫を引き受けることは不可能です。
その後を考えると胃が痛くなる思いです。
毎日、全道各地域から相談の電話は鳴り止みません。
根本的な解決方法は私にもわかりません。
一人一人が考えて知恵を出していくことが必要だと思います。