日々の活動報告

日々のこと

2016.04.11

条例改正の陰に見え隠れする問題。

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春の足音が聞こえたかと思いきや

今日は雪模様
すっかり冷え込んでいる札幌です。
店舗のオープン準備や猫の世話に
忙しくしていた午前
電話がなりました。
札幌近郊の街で公園の中から聞こえてくる鳴き声
そこにはテープで目張りされているダンボールが…
捨て猫でした。
悩みながらも家に連れて帰り思案する相談者さん。
まだ幼さが残る母猫の傍にへその緒が付いている子猫が3匹。
自分のところでは面倒を見るのが難しいと
判断して、地区の保健所へ電話したところ
答えは「元の場所に戻すこと」でした。
紋切り型の返答に 相談者のFさんもさすがに呆気にとられたそうです。
普段はすぐに猫のお預かりをすることはないのですが、偶然にもお掃除ボランティアに入ってくれていたせっちゃんが
預かり快諾してくれたこともあり
早速、相談に来店されました。
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儚いほどの小さな命の灯。

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まだ底冷えの空の下、必死に子猫を温めていたお母さん猫。

慣れているところを見ると飼い猫のようです。
動物愛護条例が変わり行政が受け取りを拒否できるようになったりと、傍目には変化に期待する声もありますが現場にいる我々にとってはどこかスッキリしないのです。
まして野良猫問題は殆ど蚊帳の外です。

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  せっちゃんに親子猫を託しFさんも安心したのか涙ぐんでいました。
しっかり育ってくれると良いですね。
こちらは2匹で子育てしている親子。
警戒心がだいぶ取れてきました。
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分けようか思案していましたが、あまりに仲良く子育てしてるのでこのまま預かりさんに託す予定です。

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