日々の活動報告

日々のこと

2016.03.29

もどき 一時預かりさんへ。

もどきを一時預かりさんにお届けしてきました。

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事務所で最後?に甘えてくるもどき。

札幌市内の立派なマンションでしたが、

お部屋の中はなんだか温かみのある
素敵なお家でした。

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すでにもどきが暮らしやすいようにと色々工夫されていました。
着くなり部屋中を探索して落ち着きませんが、猫がいないことに安心したのか
私が帰る頃にはくつろいだ様子を見せてくれました。
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もどきは道央のある街で暮らしていましたが、飼い主さんが急逝。
家族はもどきを外に放し野良猫にしようとしていました。
(まだまだ高齢者や地方では、残念ながら適正飼育や動物愛護法や条例など理解されていないのが現状です)
それに心を痛めた相談者さんが保護を決意して、当団体に相談に見えました。
一度はストレスからか
生死の境を彷徨い入院したり首からチューブで栄養を入れるほど衰弱しましたが、その後は目をみはるほど回復
甘えてきては甘噛み⇨本気噛みするほど元気になりました。
今回、一時預かりを引き受けてくれたH  さんは年齢的に飼うことは難しいとの判断でした。
猫を何匹も飼っていた経験もあり
生活に余裕があることなどから一時預かりをお願いする事になりました。
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実際、お宅にお邪魔してみると
遺影に飼い猫ちゃんのトマトちゃんのお写真が。。。
25才まで生きたそうで、介護の経験もあるそうです。
もどきはモモちゃんと呼ばれることになりました。
あとは噛む癖が出ないといいのですが…
前回も会いにきてくれた時に噛まれて少し腫れたそうですガーン
玄関を閉めた途端
 H さんのモモちゃんに話しかける声が聞こえてきました。
お一人暮らしの生活にハリができることでしょう。
なんだか微笑ましく、嬉しい気持ちで帰ってきました。
実は、以前にも年齢的な問題で譲渡を断られたそうです。
当団体の一時預かりや永年預かりボランティアを新聞で知って来店してくださいました。
ご家族もいらっしゃいますが、猫アレルギーなどがあり正直賛成ではないようでしたが、
何かあればすぐにこちらで引き取ることになっています。
私達も共に助かるこのシステムを考え出せたことは当団体の自慢でもあります。
他の保護団体さんにもぜひ広まってほしいと心から思います。