あれから5年。。。
東北大震災
あれから5年
私達に何ができるか思い悩んでいた時に、
まずは被災地に足を運ぼう
この目で現地にを見たいと思っていました。
そんな時に知り合ったみかんさんが
福島行きを誘ってくれました。
現地で 警戒区域の取り残された犬猫の給餌ボランティアの 比々さん夫妻と福猫舎さんにお世話になりました。
給餌ボランティアに同行させてもらったのです。
その後、全町避難の富岡町で1人生きる松村さんのお宅を訪ねました。
そこには可愛い猫の兄妹4匹の姿がありました。
松村さんは生殖制限に反対の方で4匹の子猫(オス2匹、メス2匹)を手術はしないと話していました。
絶対に鼠算式に増えるのは目に見えていました。
勿論、連れ帰る気など全くなかったのですがドロドロになったキャリーバックがひとつだけなぜか目に入ったのです。
そうして連れ帰った2匹が《だっぺとだっちゃ》でした。
この子たちその後、猫風邪に感染させてしまい最後は2匹とも伝染性腹膜炎になり虹の橋を渡りました。
この経験は今思い出しても胸が痛くなる思いです。
その時の感情で連れ帰ったことが、幸せにするどころか死なせてしまったのですから
….
最後は殆どケージ暮らしと通院で終わってしまいました。
「あのまま福島の美しい自然の中で暮らさせてあげればよかった」と後悔してもどうすることもできません。
そんな辛い思い出も蘇ってくる3月11日なのです。
2013年 10月に
私達に出来ることは《伝えること》
と思い立ちシンポジウムを開催
『終わりなき日々の向こう側』という福猫舎さんのブログから言葉を借りて
講演もさせていただきました。
その後はなかなか何もお手伝いすることもできずにいますが、
この日を決して忘れないこと。
私達も災害の遭った時に自分の家族であるペットをどうするかをしっかり考えなければなりません。