《ゆうぞう》のこと。
去年の夏
ツキネコカフェの周りをうろついていた
キジトラ猫。
青い首輪をつけておっきなぼんぼりぶら下げて、悠々自適に外飼い暮らしを謳歌していました。
その時の画像が出てきました。
いつの間にか首輪がなくなり、心なしか痩せてきて店の周りに来る回数が朗かに増えてきたのです。
『捨てられたな….』
スタッフも気が気ではなくある日
捕獲器を仕掛け保護しました。
ウイルス検査の結果は白血病 陽性
他にも同じキャリアの子達がいたので
一部屋で暮らさせていました。
松風と相性が合わずよくケンカをふっかけては私に怒鳴られていました。
一番生意気で元気だと思われたゆうぞうが
ご飯を食べなくなってきました。
病院で検査したところ腫瘤ができているとのこと。
今の生活もストレスになると、可愛がってくれていたスタッフが一時預かりしてくれることになりました。
ゆうぞう
怒ってばかりでごめんね
優しい言葉なんかかけてあげたことがなかったね。
外の生活の方が楽しかったかな?
いつも葛藤する野良猫や捨て猫の保護。
相談の時も答えを出すのが難しいです。
そして最後に行き着くのは
『適正飼育』この言葉に行き着くのです。
しっかり生殖制限して完全室内飼いで
責任を持って面倒を見る。
これができない無知な飼い主が多いことに驚くのです。
私たちは今後も訴え続けていきます。
適正飼育が根付く世の中になるまで!