日々の活動報告

活動報告(ブログ)

2025.12.30

札幌市内多頭飼育案件からの引き出しと行政との協働について①

先日から着手している札幌市内北区の多頭飼育(崩壊)案件。

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思えば、関わる事になってから7年が経ちました。
『《Sの憂鬱》市内多頭飼育崩壊案件。』数日前 1本の電話が入り思わず不機嫌になった私です。様々な言い訳話の後に『もう、猫にあげるご飯が無いんだよね…』この言葉は一番こたえます。腹がたちますが猫…ameblo.jp

11月27日から猫の捕獲がスタートし、12月23日までの間に
捕獲・搬送は、12回
成猫の捕獲が、39匹
子猫の保護が、6匹

 *カリスウイルス感染により5匹が虹の橋へ
合計45匹の猫を現地から引き出しました。

この雪道にツキネコからおよそ13km離れているので、時間もかかります。
(札幌市内は交通量が多く混み合うのと、雪で道路が狭くなり渋滞が増えます)
大雪や強風の日があったり、路面凍結で滑る日があったりと、冬場の北海道内での移動は思うようにいきません。

それでも、『今、やらないとならない』為、他の事柄より優先してでも搬送に走り続けます。

40匹前後の、警戒心の強い猫達を札幌市動物愛護管理センター
<あいまるさっぽろ>への収容が叶うこのタイミングに済ませてしまうことがとても大切なのです。

※今回の多頭飼育案件では、札幌市内で発生していることとセンターの収容頭数に余裕があった為、引き受けて貰えることになりました

北区在住のスタッフ木戸口と吉井、瀧澤の3人の連携で走り回りました。
このメンバーはツキネコ立ち上げからのメンバーです。長い付き合いになりました。
年末でスタッフも大忙しですから、必死の搬送。
40匹の成猫を引き出すことは今のツキネコには難しいことなので、行政と連携が取れたことは本当に有難いことなのです。

なぜこんなに長い期間、この案件を放っておいたのか不思議な方もいるかと思います。
この案件は実は最初に他の団体さんが関わり新聞にも紹介された案件でした。
ある日飼い主さんから相談があり、その後その団体さんと連絡が取れなくなりそのままで困っているとのことでした。
その時はなぜ途中でやめたのか理由がわからなかったのですが、多分理由は猫達があまりにも人が苦手な子達ばかりだったのだと思いました。
その後、ツキネコで生殖制限をして保護しだしましたが、順化が本当に難しい子達でした。

*名前は童話シリーズです

半分ほど引き出せたあたりで、飼い主さんと話をすると猫も猫の世話も好きとのこと。
とにかく猫の餌の支援とトイレに使う新聞紙があれば大丈夫とのことでした。
その後、7年間餌と新聞紙の支援を続けて今に至ります。
その間に引き出した猫がいましたが、ストレスから体調が悪くなり戻した猫もいました。
猫にとってはあの場所がテリトリーで安心して暮らせる場所なのです。

飼い主さんはパワーのある方で、しっかり面倒を見ていたしご近所付き合いや趣味もある方です。
医療費の支払いも少ないながらしっかり払い続けてくれています。
今回、あいまるさっぽろへの引き取り費用はツキネコが一時立替して、今後支払いもしてもらいます。
この間に同居していた息子さんがお亡くなりになり、年齢的にも体力的にも飼い続けることが難しくなってきたとのことで全頭放棄になりました。

現在1匹の猫が捕獲できていませんが正月明けには引き出し予定です。
多頭飼育案件があると全頭引き出しがセオリーの様になっていますが、ツキネコはこの案件を通し経験したことで時間をかけて飼い主をサポートしながら無理のない保護を目指しています。

*現在も多頭飼育案件は3件ほど持続してサポート体制を取りながら、少しづつ引き出ししています。

それは保護団体、飼い主、一番は猫にとっても良いことなのです。
全国的にも問題になっている多頭飼育案件
数々の経験をしてきたツキネコですから、悩み事がありましたらぜひご相談ください。

110日(土曜日)《あいまるさっぽろ》にて合同譲渡会を開催します!
今回の猫達がたくさん収容されていますので、ツキネコとしてもできるだけたくさんの方達にこの案件の猫達を知ってもらいたいのです。
ぜひ、ぜひ足をお運びください🙇‍♀️