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2019.11.28

猫を預かる仕組みとは?永年預り制度

いつもお世話になっている

【公益社団法人 アニマル・ドネーション】さんのホームページにて当団体の「永年預かり」が紹介されました。

 

猫しっぽ 猫を預かる仕組みとは?永年預り制度 猫あたま

https://www.animaldonation.org/blog/group_report/10423/

 

アニマル・ドネーションのスタッフの方が「永年預かり」にとても興味を持って下さり、様々な方にお伝えしたいという事で電話インタビューを受けました。

当団体としてももっと広まって欲しい制度なのでこうやって記事になり多くの方に見てもらえるのはとても嬉しいことです。

 

譲渡が難しいと言われる高齢の方にとっても、

保護団体にとってもメリットがある制度です。

当団体ではもう6年以上前からこの《永年預かり》をアプローチして150組以上の方達とのマッチングが成功してまた新たに猫との生活がスタートしています。

ただ残念なこと全国的にはまだあまり浸透していないように思います。

 

このままだと私たち保護団体は少ない受け皿で、多くの猫たちの里親さんを探すという

一向に保護猫が減らない、むしろ増えるという

負の循環サイクルに入ってしまいます。

 

保護団体がどうやったら里親さんを増やせるのか新しい譲渡のあり方も考える必要があると思います。

 

高齢の方の飼育放棄も多い現状ですが、高齢の方をひとくくりにせず、人生100年時代

ペットと一緒に暮らしたいと思っている高齢の方に寄り添うことも大切だと思います。

 

永年預かりについては体力がある保護団体でなければ難しい制度かもしれませんが、それぞれの地域やキャパシティー、人員などを考慮しアレンジをして似たような制度にしてみるのもいいかもしれません。

数件、道外の方からお問い合わせがあり

『近隣の保護団体に当団体の永年預かりを説明して打診してみてください』とお伝えしたところ、永年預かりを取りいれて、猫との生活が始まったとお礼のご報告がありました。

この様な事例がどんどん増えてくれると嬉しいですね!

 

当団体でも最終的には引き取り場所が必要となりますので、終生飼養施設も視野に入れて活動しております。