17匹の多頭飼育案件 その後。
17匹の猫達を振り分けることができてほっとしたのもつかの間、健康チェックや生殖制限をスタートさせなければなりません。
ワクチン接種してワクチンを定着させ、それから里親探しがやっと始まるのです。
猫達を振り分けているので、それぞれに連絡を取りながら病院の予定を確認していきます。
病院でメス猫達の避妊手術中に次々と問題が起きました。
猫達の子宮に病気が見つかったのです。
子宮水腫、子宮蓄膿症、子宮ガン。。。
ロシアンブルー風のコ《アウディ》10才が子宮蓄膿症が破裂寸前だったそうで、危篤状態に陥りました。
入院を余儀なくされ先生からも
『今晩が山かも知れないので覚悟しておいてください』と告げられました。
私たちは願うことと
まつことしかできません。
あとは先生にお願いするだけです。
その後2日ほど入院しましたが、お陰様でアウディは退院することができほっと胸を撫で下ろしました。
今後経過観察が必要です。
そして…
1匹の猫が手術後
虹の橋を渡りました。
《ねむ》と言う 13才の猫です。
子宮の画像も見せてもらいましたが、酷い状態でした。
これにはスタッフ一同肩を落としてしまいました。
この手術のお手伝いをしていたスタッフのジェイミーも遅くまで頑張ってくれたので、病院でさぞかし辛かったと思います。
飼い主さんにも「こんなにメス猫が多いのに(17匹中オス猫は3匹)なぜ発情期を耐えられたのか?」と聞いてみたところ
発情期はそれほど騒がなかったとのこと。
それでも猫にしたら辛いに決まっています。
早めに手術をしていればこの様な病気にかかることも無いのです。
預かってくれていたTさんも、手術をしてくれた
先生も残念がっていました。
全ての猫の生殖制限と健康チェックを済ませて
それぞれまた、預かりボランティアさん達にお願いしました。
高齢の猫達なので体調をしっかり管理してもらい、今後は順次適正に猫を飼ってくれる飼い主さん探しに移行していきます。
私たちが《ねむ》の為にしてあげられることは、仲間たちに新しい家族を見つけてあげることだけなのです。
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