頻発する多頭飼育問題をいつまで放置するのか⁉️⭕️多頭飼育案件一考察
ここのところ、多頭飼育案件の相談がひっきりなしに
副代表の瀧澤の相談窓口に入って来ています。
バランスよく来てくれればいいですが、そうもいきません、、、
しかも多頭飼育案件は崩壊している場合が殆どです。
皆さんが想像を絶する状況に追い込まれた飼い主と、
猫達の問題を両面から解決していかなければならないのです。
当団体がレスキューに入る場合は、飼い主の責任をしっかり取ってもらうことを
確認してお引き受けをしています。
やはり一番は金銭的な問題です。
かかった医療費や費用を請求しても、全額回収することはほぼ無理なのです。
そこで私たちは最低限度の引き取り代のみの請求をして、期限無しで支払いをしてもらっています。
砂川120匹の多頭飼育崩壊案件では180万円以上の医療費がかかりました。
結局月1万円ずつの振り込みがありましたが、病気だった飼い主さんが2年ほどで亡くなって
回収は金額は20万円ほどでした。
サポートしていたご友人が最終的に残った猫達の飼育を引き受けてくださいました。
当時はほぼどこからの助成もなく、ツキネコも赤字経営の中でのレスキューで
どう乗り越えて来たのか本当に不思議なくらいです。
現在も動物行政からの要請は常にあります。
もちろんできるだけ協力して来ましたが、どうしても解せないことがあるのです。
行政側はに収容される場合は1匹に付き¥2,500程度の引取り代のみです。
飼い主はそれ以上は請求されることもなく、その後の猫達の医療費飼育費用は
民間ボランティアの我々が被ることになることが殆どです。
その為に小さな団体や個人ボランティア疲弊していき、各地で痛ましい事件が発生しています😭
まして我々は飼い主と会うこともないことが多く、猫だけを託されることも理解できませんし
必要以上に飼い主側が護られるのいかがなものでしょうか、、、、、
勿論、生活を立て直して頑張ってほしいとは思いますが、多頭飼育崩壊案件では
ほぼ動物虐待に近い生活環境での飼育が行われていますが、
何もお咎めなしで普通の生活に戻っていきます。
我々は飼い主の放棄した猫達を何十匹も必死にケア、お世話して譲渡に繋げていく努力をしつつ
活動費の捻出の為に休みなく働かなければ間に合いません。
このループは活動を始めてから何十年と変わらずに続いているのです。
ある起こった行政案件では、家を貸していた大家さん(女性 70代)が
大変な目に遭っておられました。
天井まで積み上げられたゴミの山と糞尿だらけの家を、
大家さんが知人の方とお二人で冬の間中必死に片付けていいたのです。
そのゴミの量は約2トントラック2台分以上ありました。
*家からゴミを出すことは行政側の職員さんは規則でできないそうです。
この案件はボランティア団体と協働で動いていたので、
各団体のボランティアさんと総勢20名ほどで搬出したのです。








*猫の捕獲は年末年始にかけてほぼ私と瀧澤で毎日通いました。
その際に大家さんからお手伝いした団体全てにご寄付まで頂きました。
本当にお気の毒すぎて言葉になりませんでした。
せめて飼い主も一緒にゴミの片付けくらいさせるべきではないのでしょうか⁉︎
飼い主家族とは私たちは一度も会うこともなく、
普通に近所に引越しの挨拶に来ていたと聞いて呆れ返るばかりでした。
もちろん、ごくたまにまともな飼い主さんもおられますが、
やはり多頭飼育崩壊になるにはそれなりの飼い主側の問題があります。
これまでツキネコ北海道では90件の多頭飼育案件と多頭飼育崩壊崩壊案件に
関わって来ましたが、ひとつ思う事は『崩壊』する前に
家族や友人、知人・福祉関係者・行政などが認知する事は出来ていないものなのかと言うことです。
猫の繁殖力は凄まじく20匹、30匹以上になる前に誰かが知った際に
アクション出来れば結果は違っていたはずです。
多頭飼育者のほとんどが周りから孤立している方もいますが、
一般的ではない飼い方な為きっと把握している方がいるはずです。
まずは行政でも、福祉関係者でも、認知したタイミングで可能な限りの対応ができる流れづくりを
作れるのが理想です。
一般の皆様、地域行政の皆様、北海道行政の皆様
動物、人間、環境全ての問題が多頭飼育崩壊案件の中に凝縮されています。
官民協働で考え動くことで解決できることが沢山あります。
今こそこの問題に目を瞑らずに向き合っていきませんか?
吉井
瀧澤
