保護相談に走りまくるツキネコのある1日を紹介その④
3件目
7〜8年は関わっている多頭飼育の現場へ
50匹を超える猫たちがいた案件です。
とにかく人が苦手な子達の集団で、子猫でさえなかなか手強い子が多かった案件です。
入居も長くなりストレスを抱えているのが見ているのも辛かったのです。
実は飼い主さんは、生活困窮しているものの、まだ元気な上にとにかく猫は好きな方でした。
頭数は多くても猫たちの世話は苦にならない方でした。
全頭の引き出しも難しい為、猫フード等を支援しサポートを持続している多頭飼育案件なのです。
ツキネコでは多頭飼育現場の猫を全頭引き出すことのリスクと、猫達の環境の変化のストレスを考えて、現地で飼育継続と飼い続ける支援に切り替えています。
そうしないと我々保護団体も困窮して行くだけだからです。
ちょうど同じ地域を回るタイミングに、フード追加の連絡があり出向きました。
最近になり自分の体調変化などから少しずつ時間を掛けて猫達を手放したいとのこと。
現在は35匹程の猫がおり、ほとんどの猫が人に馴れていません。
先日トライアルが決まった『かみながひめ』や月虹山荘にいる『かちかちやま』が同じところ出身です。
札幌市内と言うこともあり、今後の猫の引き取りは札幌市動物愛護センター あいまるさっぽろ に協力いただく事になりました。

当日はセンター職員さんも立ち会い、猫達や自宅内の様子を確認してくれました。



画像からは悲惨な状況に見えるかもしれませんが、実は足を踏み入れた時は、
たくさんの猫達がボロボロのソファにまったりと寝そべっていました。
私の姿を見つけるなり脱兎の如く走り去りあっという間に居なくなってしまいました。
猫達にとってはこの環境が自分たちの居場所なのでしょうね。


餌もたっぷり与えれれてみんな、体躯もガッチリとして筋力のある個体が多いです。
あいまるさっぽろさんとの連携が取れそうですので、速やかに捕獲して引き取りをお願いして行く予定です。
多頭飼育崩壊案件はまだまだ、闇の中に蠢いています。
私たちの手を待っている猫たちがたくさんいるのです。
『適性飼育』こそが多頭飼育崩壊を引き起こさないための大切な飼育方法なのです。
