猫との関係 分離不安など

猫の室内飼いが徹底されるようになり、昨今の猫事情も変化してきたように感じます。
一昔前までは、半外飼いな為猫達は外で草をはみ虫やちょうちょを追いかけ充分遊ぶことが出来ましたから、家ではご飯を食べると殆ど寝ていたように思います。
私の田舎ではしじゅう野良猫が家に入り込んでいて、生活の中に自然に溶け込んでいました。

しかし都会の生活の中では、田舎のようなわけにはいきません。
室内飼いすることで、人間と一日中生活することにより人間との距離が近くなってきました。
飼い主も犬や猫を擬人化することにより、関係が複雑になってきたようです。
私も経験しているのですが、子猫から飼いだし子供のように扱うことにより猫自体が分離不安になる場合があります。
すっかり子供扱いしてしまった結果、今ではべったりと四六時中離れず姿が見えないと鳴き続けます。
一時も離れてくれません・・・
自分で招いた結果ですから怒るわけにもいかず、本当に疲れ果ててしまいます。
こうなると猫も人も大変です。

飼い主も猫が亡くなるとペットロスなどになるようになったのも死に際を看取るようになったからだと思います。
外飼いしていた頃は、猫はほとんど家の中で死ぬことはなくいつのまにかいなくなっていて一度も死骸を見たことがありませんでした。

私は初めて飼った猫が老衰で亡くなったときは、必死に病院通いして
延命してしまうことになり、苦しむ時間を増やしてしまったと後悔した経験があります。
もちろん、考え方はそれぞれですが自分的には次は自然に看取ろうと心に決めています。
命には限りがありますから、終わりの時を受け止める準備も必要でしょう。

猫は本当に可愛いです。
しかしあくまで猫は猫
動物であって人間と同じように思うのはいかがなものでしょうか。
家族同然に大事にしてあげるのはもちろんですが、擬人化するのはお互いに問題が起きる可能性があります。

野良猫に気持ちが入りすぎてしまって、とりつかれたようになってしまっている人。
ペットロスが引き金でうつ状態になってしまっては、生活さえもおびやかされかねません。
日々の相談の中で感じることがたくさんあり愛護動物との距離の取り方が大切だと思っています。
生活・家族・仕事・趣味・遊び
何事もバランスが肝心です。
猫だけにならないように自分自身も、周りにも気をつけるように心配りをしていこうと思っています。
  2012/04/08   代表:吉井美穂子

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