管理センターの引き出しについて

当方が《なぜ管理センターの引き出しをしていないのか》という疑問を抱いている方も少なくないと思います。

当方ではキャパオーバーをしないという強い理念を抱えていますので
現時点では、管理センター猫達の引き出しが難しい状況です。

ひとつは成猫の里親さんの需要が少ないこと。
希望される猫は飼いやすく可愛らしい小猫を希望される方が殆どです。
これは当たり前のことですし、誰もが小さい頃から育てたいという気持ちになるのは自然だと思います。
まずは猫と暮らす楽しさ・飼い主の責任をしっかり伝えていくことが、当面の目標です。
*当方の活動を通して成猫や、なれない猫を引き受けて下さる方も少しづつですが増えてきていますので、これからはそのような猫の保護もしていくつもりです。


ひとつは管理センターから引き出す場合
里親さんが決まらなければ、必然的に当方が飼い主となってしまいます。
多頭飼育崩壊の現場を見るにつけ、個人が引き受けれる頭数を熟慮しなければなりません。
やみくもに数を増やすことは大変危険です。
何度か関わったレスキューは、保護活動をしている方のキャパオーバーが原因でした。
殆どが不幸な結末を迎えることが多いのも事実なのです。
当方がこのような案件に関わる意味が、きっとあると思うのです。
普通の飼い主にも、保護活動している人たちでも問題は起こりうることを忘れないで下さい。


現在 当方の保護のスタンスはしっかり体系化形されています。
相談者からの預かり猫ですから、30~40匹いる保護猫のうち当方の飼い猫は現在7匹のみです。

他の猫に関しては全て保護主さんがいますので、何かあった場合は速やかにお引取り願う形になっています。
この方法を体型付けできたことで、一気に保護数が増えたくさんの猫に家族をみつけることができました。
ただ、猫の譲渡数や管理センターからの引き出し数などはひとつに目安であって、それほど意味は無いと思っています。
しっかりと自分たちにあった保護の仕方を見極めているところが地に足が着いた活動といえるでしょう。
*ウチは金銭的にキャパオーバーですから、問題アリです・・・(; ̄з ̄)ゞ


管理センターの猫達に命の期限があるため、感傷的になりがちですが
その後ろには人知れず命を落としていく野良猫達がたくさん居ることも忘れないでください。

とはいえ当方では今年度は、管理センターの猫達の引き出しも考慮しています。
できるだけ慎重に引き取りしていこうと考えています。

管理センターでは小猫の譲渡率はほぼ100%
慣れている成猫もほとんど決まっていくそうです。
残りは生後1ヶ月未満の仔猫ですから、この部分を解決するには
飼い主がしっかり生殖制限をすること
TNR活動を推し進めることで解決できる問題だと考えています。
もちろん時間はかかるでしょうが、不可能なことではありませんし
マクロ的な視点で、この問題を考えていかなければなりません。


現在の飼育放棄や野良猫問題は、個人レベルで解決できる問題では決してありません。
今では野良犬や野犬は殆ど見なくなりましたが、私が小さい頃は
狂犬病の問題があり、野良犬・野犬狩りがありました。
実は実家で飼ってた犬は、この時に野犬狩りの為に撒かれた
毒まんじゅうで亡くなってしまったのです。
そして野良犬・野犬は一斉排除されたのです。
現在では犬は皆さんご存知のように、登録制になり行政レベルでの管理が整っています。

*野良猫が放置された理由は、人間に感染する病気がないからだと
思っています。
今は動物愛護法を鑑みて、野良猫狩りはありえませんから
行政と市民が連動してこの問題に取り組まなければなりません。

実際、活動されている殆どの方が私財を投げ打っての地道な活動です(当方を含め)
野良猫や管理センターの猫を個人レベルで保護したとしても
それは氷山の一角ですから、とうてい解決できる問題ではないのです。

やはり市民の声を大きくして行政レベルまで押し上げていく力が、求められて来ると思います。

現在、当方が奨めているTNR活動や、飼い主のモラルを向上させる
取り組みを続けながら、飼育放棄・野良猫ゼロを目指していきたいと考えています。

*匿名さんからご指摘があり、<野良猫も狂犬病の媒体になりうる>とのことでした。
認識不足で誤解をまねいてしまいました。訂正してお詫びいたします。

野良犬の一斉排除の時に、野良猫が捕獲されなかったのは
人間を噛むことがなかったからでしょうか?
ご存知の方がいたらコメントお願いいたいます。
  2012/04/06   代表:吉井美穂子

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