飼育放棄《飼育困難》案件〜ルルトラブルの場合〜
全道から入る猫相談に対応してくれているのは、
ツキネコカフェオープンスタッフの瀧澤です。
年末からの怒涛の相談を細やかに対応してくれています。
緊急を要すると思われる案件に昨日、出向いてきました。
◆飼育放棄(飼育困難?)
飼い主さんは70代
8歳 メス ソマリと暮らしていました。
元々気が強い猫でしたが、いきなり攻撃的になり襲って来る様になってしまいました。
病院に相談したところ当団体に行き着いた様です。
自宅で生活することが難しくなり市内のご家族の家に避難しているとのことでした。
今後、飼育していく自信がなく出来れば飼育放棄したいと相談があり捕獲も含めてお引き受けしました。
『自宅に戻れないほどの状態になる程の猫がいるのか?』と疑問に感じながら捕獲に出向きましたが、、、
いましたね????????????
私も沢山の猫達を捕獲してきましたが、
このタイプの猫は初めてでしたし、やはり怪我の危険を感じて最終的には一人で部屋に入り捕獲に挑みました。
飼い主さんは温厚そうで、猫を可愛がっていることは充分に感じましたし飼育状況も申し分ないほどでした。
個人的に生体販売には反対で、血統種の猫のことはあまり知識がなかったのですが
たまたまライブ配信した時に
『激怒症候群』という症状がソマリにあると教えていただき調べてみました。
そういえばアビシニアンのミーちゃん
最近ではロシアンブルーのエマちゃんの症状にも似ています。
ミーちゃんは新しい飼い主さんの元ですっかり
甘えたさんになりました。
エマちゃんももう一息な感じです。
ただ、今回のルルちゃんに関しては簡単では無いと感じています。
病院で各検査もしながら今後対策を練って
いこうと思います。
ルルちゃんには何の罪も無いのですから。
ルルという名前は以前にもいたので
ツキネコ仮名は《ルルトラブル》になりました
????
この美しい猫がいつか新しい飼い主さんの元へ
いける様になることを皆さんも祈っていてくださいね!