日々の活動報告

日々のこと

2021.09.26

ギンちゃんのこと。

 
ギンちゃんことギンドロが
虹の橋を渡りました。
 
 
ギンちゃんの最期も『何もしない』選択だったので、こちらも自然で苦しまず穏やかに逝けたと思います。
 
SNSに投稿したところ、ボランティアさん達から
沢山の思い出投稿があり、こちらもまた感慨深いものがありました。
 

 

 
 
10年ほど前
ギンちゃんは札幌市内のスキー場で有名な
《磐渓》というところで暮らしていました。
ある高齢者が餌やりをしてとんでも無く、野良猫が増えていました。
金銭的な余裕も無いので、餌やりさんは犬用の大袋の餌を与えていたことが思い返されます。
その頃お世話になっていた動物病院に捕獲できたら1匹づつ運んでいました。
スーパー野良気質の猫が多く、子猫以外はリリースしました。
*この頃はボランティア=無償と考えていて
赤字経営の中、必死で医療費を捻出していたように思います。
 
ただ、その時気になった猫がいました。
それがギンちゃんです。
家の前の木のてっぺんにいたのが印象的な猫でした。
*ギンドロの名前の由来は木の種類から
 
捕獲することはできましたが、ギンちゃんは
あまり人が好きでは無く、うちの猫達とはどうにか折り合いがついていきました。
 
 

▲看板猫のヤギ兄さん、ピノコと。

 
 
他の保護猫がどんどん卒業する中、
取り残されていくギンちゃん。
驚くことにその頃のツキネコの譲渡率は100%だったのです。
 
ツキネコカフェの立ち退きで現在の場所に引っ越した時も、すでにサブスタッフの位置でしたね。
 

▲仲良しのピノコの亡骸に寄り添うギンちゃん

 
ツキネコカフェがどんどん忙しくなり、
看板猫のピノコ・ダミアンがまだ若い年齢で虹の橋へ渡ります。
 
ギンちゃんの体調も悪くなってきて
慢性の鼻炎になってしまったのです。
抜歯の手術の際は呼吸ができなくなり、生死の境を彷徨いました。
このままではストレスになると思い3年前に、
スタッフとボランティアさんしか立ち入らない
《長屋》と呼ばれる保護部屋で暮らすことになりました。
 
スタッフの木戸口とボランティアの山下さんが
細やかに掃除やケアをしてくれていたので、
看取り部屋の猫達は長生き部屋?に。
特に山下さんは同じ磐渓案件出身の猫を飼ってくれたいたので、気持ちも入っていたようです。
ギンちゃんの慢性鼻炎の強い味方が、山下さんが持ち込んでいた『万能酵母くん』でした。
青っ洟で詰まっている鼻に何度もさすと
凄い量の青っ洟が見事に出て、ご飯が食べれるようになるのです。
お陰様で酵母くんは他の保護猫の点鼻、点眼、真菌にと凄い活躍をしてくれています。
店頭、BASEにて販売中です。
 
 
ギンちゃんは3年間長屋の仲間達と穏やかに暮らしていました。
でも、今でも
あの自然いっぱいの磐渓の山の中を自由に暮らしていた姿が忘れられません。
 
ギンちゃん
連れてきて良かったのかな?
いつもそんな葛藤を抱えながらの保護活動が続いています。。。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲ギンドロの木

 
 

 

 

 
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