ショックな出来事❶
無事に戻ってきた子
体調も問題無さそうです。
とにかくほっとしました。
実はこの数日、スタッフのよしみとマリアがバタバタと動いていました。
お試し飼育であるお家に行っていた猫。
2週間ほどしてもなかなかご家族と連絡が取れないでいた為、お手紙や訪問を繰り返していました。
一昨日、何度目かの訪問で様子がおかしいと連絡が来ました。
送っていた内容証明郵便もそのまま
ガス止まっている?
ドアノブを回すと玄関に鍵もかかっておらず。
不穏な空気が流れているというのです。
流石に勝手に開けるわけにはいかないので、
管理会社に連絡をして、最悪警察に立ち会いも⁈
『どうか何事もありません様に。。。』
お子さんもいると聞いていたので、心配でなりませんでした。
そして昨日。
ツキネコの玄関に現れた方のその手には
キャリーバックがあり猫が入っていました。
『もう飼えなくなったので』
その一言だけでした。
矢継ぎ早に質問する私たちに、その方はあくまで猫の搬送を頼まれただけで何も知らないとのこと。
それ以上私も何も言えませんでした….
管理会社からも連絡がありその飼い主はアパートには住んでいるとの報告でした。
ツキネコに連絡する様に伝えてくれたそうですが、、、
もちろん何も来ていません。
怒りが込み上げて来ましたが、それと同時に気が抜けてしまいました。
お子さんもいて分別もありそうな大人の女性
面談でも問題視する様なことは無かったといいます。
当団体では一度や二度と会ってお話ししてその飼い主のことをわかるはずもないので、全サポート体制を取る様になりました。
困ったことや、飼えなくなった時に全てサポートしよう!という取り組みです。
これは組織が大きくなってスタッフも増え、
余裕が出来たことが大きいと思います。
保護施設も現在は4箇所
預かりボランティアさんの登録は300名近くいます。
これは飼い主さんからもとても喜ばれていて、
両方に取って安心できるシステムだと自負しています。
それでもこの方には通じなかったこと。
責任感があまりになさすぎて、怒りを通り越して
気持ちのやり場がなくなってしまいました。
『とにかく猫が無事に戻って来てくれたのでよかったです。大丈夫です』と。
奔走してくれたよしみとマリアもそう言ってくれたのでこれ以上コンタクトを取るのはやめることにしました。
保護団体の厳しい面談については、私も問題があると思い出来るだけ飼い主さん達に寄り添いたい。
猫と暮らしたいという気持ちを重視してあげたいと常日頃から思っています。
それがこの様なことがあると、どこで線引きをしたら良いのか正直悩んでしまいます。
今後もスタッフと日々話し合い、対処方法などを考えていこうと思います。
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