日々の活動報告

日々のこと

2021.01.12

一遇を照らす

 《一遇を照らす》
国際NGO『ペシャワール会』現地代表で
アフガニスタンで凶弾に倒れた中村医師の座右の銘だそうです。
私自身もこの言葉に深く感銘を受けた一人です。
 《一遇を照らす》
『今いる場所で希望の灯をともす』
一人ひとりがそれぞれの持ち場で全力を尽くすことによって、社会全体が明るく照らされていく。
自分のためばかりではなく、人の幸せ、人類みんなの幸せ求めていこう。
「人の心の痛みがわかる人」
「人の喜びが素直に喜べる人」
「人に対して優しさや思いやりがもてる心豊かな人」こそ国の宝である。 
クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー
小さな保護猫カフェからNPO団体として歩み続けて10年。
昨年度は誰もが想像すらしなかったコロナの渦に巻き込まれ、組織の代表として時には眠れない日もありました。
ありがたいことに保護団体として大きく成長しましたが、毎月かかる家賃や人件費
なんといっても莫大な猫の医療費の捻出を考えると、身が震える想いだったのです。
現状に向き合い
皆んなでミーティングを重ね、時には何時間にも及ぶこともありました。
いつのまにか逞しく成長してくれたスタッフ達。それぞれの力を発揮してボランティアさん達を牽引し、この渦の中に巻き込まれることなく頑張ってくれています。
保護数 519匹
譲渡数 408匹
永年あずかり 39匹
と前年度を大きく超え、
経常利益も前年を上回ることができたのです。 
私も昨年は60歳となり節目となる還暦を迎えました。
今後の自分の立ち位置や、ツキネコのあり様をしっかりと考えていかなければなりません。
年末には悲しいことが相次いでありました。
心も重くなり悲しみに包まれましたが、
ケアしなけらばならない猫達がたくさんいたこともあり、止まっている時間はありませんでした。
また、コロナ禍の渦の中で社会も経済も翻弄され、現在人の心もどんどん荒んでいる様に感じます。

〜こんな時だからこそ人に優しくなりたい〜
そして、そういう心豊かな人が集まれば、
明るい社会が実現するのだと思います。

ツキネコでは笑いが絶えることがありません。
皆さんの応援の声がどんどん届いてきます。
今後もツキネコらしい活動を持続させていければと思っています。
『止まない雨は無い』
皆さんも大変な時期でしょうが、
いつか晴れる日が必ず来ます。
その時に
また同じ過ちを繰り返さない様に今から準備しておきたいものです。