日々の活動報告

日々のこと

2020.08.24

数日の命だった。


つぶらな瞳


《こうはい》と名付けられた小さな命


野良猫として産まれ、その生活に過酷さを

感じ取れました。

一丁前にシャーシャー
頑張ってシャー


耳の中も肉球も真っ黒。


病院で検査をしてもらい、脱水していたので点滴をしてもらいました。

お湯で汚れを拭き取ると、すぐに気持ち良さそうな顔になりました。

まだ赤ちゃんだもんなぁ。


保護された経緯は、相談者さんの自宅付近で子猫の鳴き声がして探したもののなかなか見つからず、、、

その方はご自身が妊娠中で、赤ちゃん猫の鳴き声がどうしても気になり、その後も捜索を続けたそうです。

やっと見つけたものの、自分で世話することはままならず、実家の高校の部活の先輩がツキネコのボランティアをしていて活動を聞いていたとのことで
相談がありました。

その先輩は蘭越町在住の奈々さん。
すっかり長いお付き合いになり、知り合った頃
小学生だった子供達はもう大学生になっています。

そんな流れからついた名前は
《こうはい》

子猫を連れてきた際にはご寄付まで頂きました。

あとは幸せになるばかりでした。

この後一時預かりボランティアさんにお願いしたものの、下痢が止まらず戻ってきました。

病院に通院しながらスタッフが連れ帰ってくれましたが、その数日後

あっという間に虹の橋へぐすん

ちょっとだけど、ツキネコの保護猫達と遊んだね。
《こうはいちゃん》
外でひとりぼっちでさみしかったね。
最後は家猫のあったかさを知れたかな。
虹の橋にはツキネコのセンパイがいっぱいいるんだよ。
ヤギ兄さんは怖い顔してるけど優しいんだ。
子猫の面倒を見るピノちゃんもいるし、
同じくらいの子猫達もいるからぜんぜん寂しくないからね。
大丈夫だよ
だいじょうぶ。



ツキネコには例年になく、数多くの案件が入っており必死の活動が続いています。
たくさんの哺乳猫や子猫も入居していて、
どんなに手をかけても助けられない命も沢山あるのです。

通院は毎日。
酸素室をレンタルしたり、給餌や点滴
スタッフの医療スキルもどんどん上がっていますが、それでも免疫力の低い子猫は命を落としていきます。
現在もケアルームにはたくさんの子猫達がいて
、スタッフの目には見えない努力が続けられています。


そんな時に考えることは
『なぜこんなに野良猫が多いのだろう…』ということです。

野良猫生活の過酷さを考えると本当に切なくなります。

無責任、無自覚な餌やりには絶対反対です。
行政レベルでの指導の徹底
地域猫、TNR活動の推進が必須だと感じています。

千歳、江別案件の引き出しが終わったのも束の間
また新たに地方の多頭飼育案件の相談が舞い込んでいます。

行政が保護をできないと言うのなら
せめて【適正飼育】の徹底を推し進めてほしいと
切に願っています。


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