《下宿 月夜荘》便り。
この日は新しくできた保護施設
《下宿 月夜荘》にすでに入居させていた
多頭飼育崩壊案件の猫達の
生殖手術がスタート
不妊手術の専門医
Mobile Vet Officeに搬送する為に、
スタッフの木戸口やボランティアさんが朝早くから集まってくれました。
初めて東区にできた保護施設
動物好きのHさんより生前贈与され、改装と掃除が済んでいよいよ始動しています。
札幌市内とは思えない自然がいっぱいの場所で
本当に周りには何もありません。
避妊か出産か?
先生に判断を仰ぎます。
あと1週間ほどで出産しそうとのことで
避妊を諦めて連れ帰ったところ、次の日に出産



逆子では病院でお願いしました。
残念のがら1匹は死産でしたがどうにか1匹をしっかり子育てしはじめています。
すぐ返すよぉ

実はこの後怒涛のの環境の変化からか、次の日の出産が始まり逆子だったこともあり病院で出産。
今は落ち着いて1匹の子猫をしっかり子育てしています。
全道各地から個人ボランティアさんや団体もこぞって大門みゆき先生のところへ
車を走らせます。
道内初の不妊手術の専門医なので、今ではボランティアの中では知らない人はいないかもしれません。
江別、千歳の多頭、飼育案件で
《どうぶつ基金》さんの行政枠チケットが採択され、手術がスタートすることができました。
これは本当に画期的なことで、まだ暗闇に蠢いている案件の解決に向けて一石を投じることができるかもしれません。
猫達を病院に預けて一旦、月夜荘に戻ります。
気になっていた場所のお掃除をしたかったからです。
今では珍しくなった土間があります。
この場所も有効活用しようと思い大掃除開始????????????
圧迫排尿の《トム》の生活する場所はをずっと思案していました。
この土間を綺麗にしたら良いかも
蜘蛛の巣と埃だらけの土間をピカピカに磨き上げ、窓ガラスも拭いていきます。
きれいになるのは気持ちいいですね〜
結果。。。
全く、土間は使ってくれずこの家のボスに君臨しています。
*圧迫排尿が必要ですが、理解してくださる里親さん募集中です。
レンジの中にいた《レンジ君》
月夜荘も含め4カ所の保護場所ができて、
100匹以上の猫を当団体の施設で管理することができるようになりました。
ただ、
預かりボランティアさんのところに100匹以上の猫を振り分けても、まだまだ入居待ちの猫達が後を断ちません。
今年に入りなぜか、相談の数が尋常では無いのです。
他の団体さんも同じな様です。
コロナ禍の影響もあり、何かあったら愛猫をどこに預けていいのか真剣に相談されるかたも少なくありません。
今年度も認定NPO法人の申請に向けて準備中で、
皆さんの期待に応えれる団体になれる様に
頑張っているところです。
認定NPOになれたあかつきには、100匹以上収容できる様な、終生飼養施設を作ることが次の目標です。
ドタバタな毎日のツキネコですが、スタッフやボランティアさん達と協力し合い、着々とその道を
歩んでいきます。