だいちとひろきさん。
新しく猫を迎えるまで葛藤があったと思われる
奥様のよねちゃんとご主人のひろきさん。
ご縁があってお二人にどうにか猫との暮らしを、また楽しんでもらいたいと思案していました。
プライベートでよく食事にいく【桐】さんで知り合ったおふたりです。
桐さんは私の胃袋を幸せにしてくれる上に、
カレンダーの協賛などでもサポート頂いています。
実は何匹かの猫をトライしてもらっていました。
とても真剣に猫達に向き合う性格のよねちゃん。
猫が体調を崩したり、引き篭もったりしても辛抱強く向き合ってくれました。
自宅は猫仕様に改装された素晴らしいマンション。
どこでも自由に行き来でき、何不自由なく暮らせる場所です。
ツキネコせたな支部で保護された若いオス猫でした。
元気すぎて大丈夫かいな?と心配していましたが、、、
その心配は杞憂に終わりました。
『インスタ時々見てます!
歌が好き♬
タックンは元気です。
とにかくじいさんが好きで、ありがたやです。
偏屈なヒロキが笑って過ごせる猫????の力は凄い!
みほこさん ありがと。
ありがとうごさいます????』
なんだか気持ちがほっこりしました。
その『人』に寄り添える猫をマッチングできた喜びは計り知れません。
このところの譲渡の仕方の変化に鍵があります。
他の団体さんや個人のボランティアさん達にもぜひお勧めしたいです。
ツキネコでは現在、殆どの猫達が譲渡視野の預かりからスタートさせています。
一度や二度の面談でその人の生活環境や性格がわかるはずもなく、猫とのマッチングだって正直わかるわけがないのです。
まずは預かりながら生活してもらい、本当にこの猫を迎えることができるのか見極めてもらうことが大切だと知りました。
*実は私も昨年預かりを何匹かしたところ、
子猫の預かりは、先住猫のストレスや自分の体力的にも無理があることがわかりました。
個人で保護を始めてから数年は子猫しか面倒見れなかった私がです!!
いつのまにか歳を重ねて身体の変化、環境の変化(離婚や転職)などがあったのです。
人生は変化の連続です。
そんな経験からも、里親希望の方に何か無理を強いている様な気がしてなりませんでした。
『20年以上の猫性に絶対の責任を持ってください』
『この猫で本当に良いんですね?』
『その年齢で子猫が飼えますか?』
自分が面談する時に吐いている言葉に違和感を感じることが多くなっていたのです。
特に人生経験も少ない若いスタッフが面談となると、益々その辺りはあやふやな気がしてなりませんでした。
《譲渡視野の預かり》はどちらにとってもWin-Win
最初は里親候補さんも『エッ⁉️』
となりますが、今では大変喜ばれています。


無理なく猫生活を愉しめる様に、今後も新しい取り組みを推進していこうと思います。












