交通事故に遭ったトムのこと。
またまた小樽からの相談電話がありました。
相談内容はなかなか難しいものでした。
猫の様子を知りたかったのですが、時期的に忙しくなってきたので小樽のボランティアさんに様子を見に行ってもらいました。
動画が送られてきた時
『この猫は一般の方には世話は無理だろう』と
即座に感じていました。
もうその時には引き取る気持ちになっていましたが、安易な気持ちで押し付けてくるなら困るなという気持ちもありました。
先日、ちょうど蘭島案件もあったので、こちらから出向くことになりました。
ご自宅に伺うと、、、
この時は『かわいそう』という感情しか湧きませんでした。
お話を聞いてみると。。。
野良猫のトムに餌をやっていた数年前
しばらく来なくなったそうです。
昨年
戻ってきたときには交通事故に遭っていて哀れな姿になっていました。
病院に連れて行きましたが、神経がやられていて
圧迫しなければ排泄ができない状態に、、、
しばらくは頑張って続けていたけれど、自身の体調も悪くなり精神的にもトムの面倒が見れない状況に陥ってしまったそうです。
おしっこも漏れてしまう様で部屋は新聞紙だらけ
オムツやカラーもしていましたが、ストレスで嫌がる為オムツを外してあげたり
私もすっかり同情してしまいました。
脳性麻痺、全盲のネネを飼っている身としては
この大変さは身に染みています。
私は保護活動をしていて周りに助けてくれる方もたくさんいますが、この猫をひとりで受け止めることは容易では無いと感じました。
任せてください!
お引き受けします。
問題でした。
頬袋の筋肉が凄いです( ;´Д`)
マーキングしちゃうよね、、、
後脚の関節の部分がかなり肉芽が見えています。
去勢の時に一緒に傷を縫ってもらいました。
相談者さんはトムの為に保険にも入っていて
、頑張ってこられていたことは一目瞭然でした。
トムは一般の方に譲渡することは難しいでしょう
。
ツキネコで生活していけるよう工夫していこうと思います。
奇しくも小樽保健所にも保護されていた
交通事故に遭った《かまえ》を家族に迎えてくれたスタッフのエミ
圧迫排尿はお手の物です。
早速、猫スタッフ達がエミからレクチャーを受けました。
やはり膀胱炎になっていて尿にも血が混ざっていました。
なかなか味わいのあるトム
ゆっくりツキネコの仲間になろうね‼️
もちろん
家族に迎えたいという既得な里親さんがいましたら大歓迎です




