ツン君のこと〜最期まで一緒にいたい〜
いた!
だいじょうぶ
だいじょうぶだからね。
後見人のTさんから相談があったのは数日前でした。
それからあっという間に飼い主の男性は
末期癌の為にこの世を去りました。
札幌市内豊平区
すぐに待ち合わせてアパートに向かうと、身の回りのお世話をされていたヘルパーさんも待っていてくれました。
やはりベットの下に隠れてしまいました。
これはベットを持ち上げるしかない
ふんがっーーー!!
あとの祭り????????
『猫ちゃん、随分粗相していたんですね…』
「あっ、それね 人間も、、、」
おぅ、おぅ
どうにか猫をキャリーバックに入れることができました。
帰り際にTさんが『ごはん代』と言って
多すぎる金額を私の手に渡してきました。
『えっ?このお金は、、、』
「この案件はお金でないから」
なんと、Tさんからのご寄付でした。
9才のツン君と飼い主さんの生活
相談内容は同情したくなる内容だったのです。
飼い主さんは病気で入院したものの猫のことが気がかりで、末期癌の身体をおして自宅療養に切り替えて最後までツン君と一緒にいることを選択したそうです。
生活保護者と聞いていたので、私としても
金銭的な負担は無理だろうと思っていました。
Tさんには後見人として当団体の活動を理解して頂いて、金銭的な面でもバックアップしていただいていて本当に有難いです。
連れ帰りツキネコのケアルームへ
瞳孔開き切って、毛も逆立ち
低い声で唸っています。
なのに
かわいい
見つかるね。
がんばれ
ツン君。
皆さん
ツン君を応援してくださいね!
天国の飼い主さん
安心してください。
ツン君
ツキネコでしっかり引き受けましたよ。