FIP(猫伝染性腹膜炎)と闘った子達。
今年生まれの子猫です。
もう、長くはないだろうと思い私(吉井)が
家に連れ帰っていました。
もう何をすることもなく、せいぜい水をシリンジで飲ませるくらい。
未だに解明されないFIP《猫伝染性腹膜炎》という病気
一番可愛い盛りに発症しやすく辛い思いをされた方も多いかと思います。
ツキネコでも譲渡後に亡くなったというご報告を頂く時、殆どがこの病気のことが多いです。
昨年末
Tさんが保護した5兄妹のうち
そのうちの4匹がFIPを発症
虹の橋を渡りました。
一時預かりさんのところで2匹の子猫が
虹の橋へ
診断を受けスタッフの、のどかが家に連れ帰って看取りをしてくれることになりました。
若干20歳ののどかにとっては大変なことです。
ただ、学生時代からボランティアで通い続けて
卒業後はスタッフとして働きだしたのどか。
哺乳猫の預かりや子猫のケアは誰にも負けないほどこなしてきました。
3日間でしたが、家猫として旅立てたのが唯一の救いでしょうか…
10月31日 にこるん虹の橋へ
普通にそだっていればどんな可愛い女のコにになったことでしょう。
その後まさかの兄弟猫《わらの》もFIPを発症
11月17日から12月14日まで、また連れ帰ってくれたのどかのお家で頑張ってくれました。
のどかにツキネコカフェでたくさんの猫の面倒をみて家に帰っても病気の猫をみるのは辛くないの?と聞いてみたところ
『なんだろう、自分でもわからないのだけど
この子は連れて帰ってあげたいってピンとくるものがあるんですよね』
なかなか解明されていないFIPですが、やはり
兄妹間でコロナウイルスが遺伝する様な感じは否めません。
5匹中生き残ったのは白黒中長毛の《みちょぱ》だけでした。
今は元気に預かりボランティアさんのところで
暮らしています。
一番可愛い盛りに奪われる命達。
1日も早くFIPの治療法が解明されることを願わずにはいられません。
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