餌やり相談 小樽地区より
数日前に相談を受けた案件は小樽地区から、
野良猫の餌やりの問題でした。
先日、生殖制限を終えたススキノの野良猫のメスはすでに妊娠していたとのこと。
もう繁殖は始まっているのです。
ちょうど小樽方面に行く予定が入ったので、
様子を見に足を運びました。
《おたる樽ねこ》のメンバーのTさんも同行してくれました。
黒猫が2匹
元気に走り回っていました。
猫好きなお二人は何気に野良猫に餌やりを初めてしまいました。
親猫と昨年産まれの猫が4匹くらい
その他含め8匹くらいいるようです。
(去年産まれの猫1匹は家に入れて飼い猫にしています)
住宅街でかなり家も密接
庭への糞尿被害で何度か保健所からの注意も入っています。
雪の上にも糞尿が見て取れました。
このまま放って置けばまた繁殖を繰り返し
被害も甚大になるのは目に見えています。
野良猫の問題の多くは糞尿被害です。
大事にしている庭が糞尿で汚れたり臭いが染み付いたり、植物が育たなかったり
迷惑行為となるのです。
実はツキネコカフェの移転の際、
裏庭は野良猫の糞尿で使うことができませんでした(窓を開けられないくらい臭かったのです)
次の年にボランティアさんで庭部ができ、
土を返し整備して綺麗な庭に生き返らせてくれました。
庭に現れた猫達は保護したりTNRすると、糞尿被害は殆ど無くなりました。
今回も
TNR、保護⇨里親探しのご提案をしました。
娘さんはお話を理解してくれたようですが、お母さんの方が費用負担のところに難色を示していました。
『餌やり=外飼いの飼い主と認識されますよ』
と伝えました。
当団体や樽ねこから助成できる様に形が作れたらと思っています。
とにかくスピード感を持って生殖制限しなければならない現場とから見て取れました。
帰ろうと玄関に出ると、、、
ご飯をねだる猫たちが
野良猫問題は根が深く一朝一夕には解決はできませんが、とにかく諦めず一歩づつですね。
相変わらず引きも切らない相談の嵐
流石にお疲れ気味なので身体を労わりながら
頑張りすぎないで頑張ります。