飼い主さんが天国へ、残された高齢猫《チャメ》を幸せにしたい。
*チャメ 募集停止。
永年預かりさんのお家へ
幸せににゃ〜れ*・゜゚・*:.。..。.:*・’・*:.。. .。.:*・゜゚・*
スタッフよしみです。
当団体の名物ボランティアさんのモグさんのツキネコ応援ブログ
なにかれ貿易
昨日の1月13日にアップされた記事を読んでいてスタッフのくせに号泣してしまいました。
飼い主さんが亡くなったため当団体にきた「チャメ」。
人の愛情や温もりを知っている猫が放棄されるのはどんな事情があっても
猫のことを思うと胸が張り裂けそうになります。
勿論、多頭飼育崩壊や外で暮らしている猫の辛さや悲惨さも重々承知しておりますが
過酷な生活環境から当団体に来た猫と
幸せに飼われていた環境から当団体に来た猫
これは大きく違います。
と言うのも、我が家の猫2匹も高齢での飼育放棄でした。
リク(旧シロウ)当時7歳 飼主さん入院の為飼育放棄 2016年3月ツキネコにて撮影
アンナ(旧ハナ)当時9歳 飼主さん引っ越しの為飼育放棄 2018年5月ツキネコにて撮影
リクは迎えた初日の夜に私のベッドにもぐりこんで寝ました。
前の飼い主さんの所でもこうやって寝ていたんだなと思うと、
多頭飼育崩壊や外で暮らしている猫たちとは違い
「人間&家」を知っている猫の飼育放棄の本当の残酷さに胸が辛くなって泣きました。
アンナはツキネコ時代、食が細く食べない日も続きました。下痢も粗相も度々ありました。
突然、訳も分からないまま知らない場所に連れてこられたから当然ですよね。
一生懸命撫でて声をかけるとやっと少しご飯を食べてくれました。
多分、人の手の温かさや声に安心したのだと思います。
高齢の猫は確かに子猫に比べたら一緒にいられる時間は一般的には少ないです。
けど、だからこそ残された猫生を「人間に捨てられた」という事実を忘れさるくらいの
愛情をたっぷりと注いで一緒に暮らしたいのです。
枕はいつも半分しか使えない
膝で寝てて落ちたけどそのまま寝る
2匹とも10歳(人間でいうと56歳くらいらしいです)になりましたが
食欲旺盛で病院にもかからず元気に遊んで快便で暮らしております
飼い主の飼育放棄についての問題は一旦置いておいて
「当事者である猫」のことを考えてどれだけ寄り添えるか。
放棄したのは人間ですが助けてあげられるのも人間なのです。
《チャメ》は飼い主さんの主治医であるS先生が心を寄せてくださり、当団体へ繋がることができました。
当初は環境の変化に戸惑い人間を威嚇し、触ることさえできませんでした。
今では別猫の様に甘えて人のお膝が大好きです。
とっても可愛いチャメのことを多くの人に知ってもらって
「この子を幸せにしたい!」って思って下さる心優しい方が1日も早く現れてくれますように。。。