日々の活動報告

レスキュー案件

2018.12.19

弱者に寄り添うということ。

昨日は清掃消毒日
その日のうちにやることやっちまおうーーー!!!
ということで、他のスタッフにお店のお掃除を任せて朝7時半から出発。
まずは岩見沢市の多頭飼育崩壊案件
こちらは生殖制限を今年中に済まそうとスタッフの《ジェイミー》が何度も車を走らせてくれていました。
札幌➡︎岩見沢市➡︎江別(TNRや多頭飼育案件の生殖制限専門医)
北海道の方ならわかると思いますが、決して近くはありません。
まして雪道になると道路も混雑して益々時間がかかります。
田舎道なので除雪もままならない場所です。

貸し出していたケージは使っていませんでしたえーんえーんえーん

人気が出そうなクリーム系の猫はFIVキャリアショボーンショボーンやはり譲渡に時間がかかります。

最後の7匹をキャリーバックに入れておいてくださいと伝えました。
、、、が
どうしても1匹外飼いしていた猫が捕まらないとのことで、私たちの出番です。
躊躇することなくたも網でバッチリ捕まえて洗濯ネットへ。

 40 匹ほどの猫を手術をすることができこれで当面はひと安心です。

ただこのトイレは勘弁して欲しいですプンプンプンプン
江別の病院へ走ります。

TNR専門医院ができたおかげで私達も本当に助かっています。
札幌へ戻ります????

ポータブルの灯油ストーブが何台か壊れていて
ボランティアチームに書き込んだところ
TさんというFさんが申し出て頂き、この日はFさんのお家に向かい支援物資と共に新品のストーブを貰い受けました。

医療費などの経費がかさんでいるので、支援者さんやボランティアさんたちの協力なしでは活動は存続できません。


代表の私の不徳の致すところで今年度は赤字に転落、、、どうにか起死回生しなければ!!
その足で姉妹多頭飼育崩壊案件のお宅へ。
ご飯やペットシーツを届けに向かいました。
応援企業のピュリナさんや、皆さんのお陰で多頭飼育案件へ定期的にご飯を届けることができています。

この日は連絡が取れず窓越しで猫にご挨拶

『もう少し待っててね〜』
ご飯だけ置いてきました。

全頭FIVキャリアな為引き出しに時間がかかっていますが、最後まで諦めずにこの案件にも向き合っていきます。
お昼にはツキネコカフェに戻ることができました。
雑用をこなしていると1本の相談電話が入りました。
お話を聞いていて、何か違和感を感じました。
これは放っておけないと雪が降る中、結局車を走らせました。
60代と30代後半の相談者の親子さんには知的障がいがありました。
以前に住んでいた家に野良猫が入り込み子猫を産み、現在8ヶ月ほどの猫8匹を抱えていました。
避妊、去勢もできずにメス猫はが妊娠しているようだとのことガーンガーンガーン

ケージにメス猫が隔離されていました。

現在のアパートは引っ越したばかりで綺麗に生活されていましたが、壁や襖が引っ掻き傷があり
このままでは崩壊になるのは目に見えていました。
すぐに生殖制限をして他にもケージを持ってくることにしました。
猫たちもまだ若く元気そうなので里親探しも
どうにかスムーズに行けそうです。
お母さんは色々と相談したようですが、解決してくれるところは無かったようです。
『しっかりお手伝いするので安心してくださいね』と伝えると表情が和らいでいました。
医療費も少しづつ返済してくれるとのことで、
協力して解決していこうと思います。
家にたどり着いたのは夜の19時、、、、
ただ、このような案件は氷山の一角です。
多頭飼育案件の殆どが生活保護者であったり知的、精神的な障がいの問題を抱えています。
我々の活動は行政から助成などを受けているわけではなく、カフェの収益事業や物販販売、
皆さんからの支援で成り立っています。
この様な問題を動物保護団体だけに丸投げでは、我々の活動も破綻し兼ねません。

《弱者に寄り添う》という本来の福祉のあり様を今一度皆さんにも考えて欲しいと思います。
 
 

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