盲目の猫《チビ》の明日。
話しかけると耳を後ろに向けて私の声に戸惑っているチビの姿がありました。
年老いてきたお母さんとお父さんと
穏やかに暮らしていました。
生まれつき目の見えなかったチビをご夫婦は不憫に思い、家の中に招き入れ家族に迎えました。
お母さんが脳梗塞で倒れ今後は夫婦共々
老健ホームに入ることが決まりました。
様々なところに《チビ》の飼い主探しをしましたが、見つかりません。
管理センターには飼い主探しノートの記入を進められるばかり(※高齢者には無理な上に、全盲の猫に里親が見つかる可能性はゼロに等しいです)
当団体に電話が入ったのは2〜3日前
昨日、ご自宅を訪ねて来ました。
代表の私も、もう休みのほぼ無い日々が続いています(^_^;)
一度も病院に行ったことのないチビ。
お金をかけることができない生活も見て取れました。
最低限度の医療費のお支払い(分割)のお約束を頂き、来週チビを迎えにいきます。
長年住み慣れたこの家を引き払うに前日となります。
チビの安住の場所を探してあげたいです。
脳性麻痺、全盲のネネを迎えて11年
やはり障がいのある猫には心を動かされてしまいます。
目が見えない分
鼻と耳を必死に使っている姿を愛おしく感じてしまいます。
ご夫婦も私の突然の訪問にチビが
嫌がっていないことに驚いていました。
やはり全盲のネネと長年暮らしてきたので
いつの間にか扱いが身についていたのかもしれません。
チビ
きっと幸せな場所に連れて行くから
約束するよ。
明日はあると。。。
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