しゅんすけありがとう〜優しさの連鎖〜
12月 29 日午後10時20分永眠しました。
永年預かりさんの元で虹の橋に旅立った
《しゅんすけ》
大きな身体にノミの心臓
小樽の譲渡会で大きな身体丸くして
鳴き続けていたね….
その後ツキネコカフェの事務所で生活していたしゅんすけ
だいぶ甘えてくるようになって来て
譲渡の可能性もあったのだけど
FIVキャリアでなかなかお声はかからなかった。
どうにか普通のお家で暮らさせたいと
考えていた矢先
とても素敵なご家族が永年預かりを引き受けてくれたね。
広くて素晴らしいお家に1匹で可愛がってもらい安心していました。
ある日下痢が続くと心配した飼い主さんが病院に連れて行ってくれたけど、原因がわからず、、、
何度目かの診察で出た結果は
悪性リンパ腫でした….
ご飯が食べれなくなり
衰弱してあっという間に逝ったそうです。
スタッフの熊坂が心配して
お家を訪ねたその後だそうです。
それだけが私たちの喜びです。
『しゅんすけは、もう
何年も一緒にいた気がする子でした。
預かりと言っても自分の家の子として送ります』と声をかけてくれました。
年が明けて元の飼い主の娘さん(相談者)がお掃除ボランティアに来てくれていました。
まだしゅんすけが死んだことは知らなかったので、状況は伝えていましたが
最後が普通のお家で暮らせることをとても喜んでくれていました。
お金を頂いたので『もううちにいるわけでは無いので預かり代はいりませんよ』と伝えると、預かりさんに医療費として渡して下さいと言ってくれました。
預かりさんにそのことを伝えると
『いえいえ、そのお金は他の猫達に使ってください』と。。。
優しさの連鎖が繋がっていくのだな〜と
感じます。
えこひいきはいけないのですが
個人的にしゅんすけは気になる猫でした。
あまりアピールする猫ではなくそれがまた
なんだか愛おしく感じさせる猫でした
まさかあんな大きな身体に癌が巣食っていたなんて。。。
おデブで可愛いこの顔を脳裏に刻み込んでおくよ。
動物も人間もいつか病気になり年を取りいつかは死を迎えます。
どんな看取り方をしても後悔ばかりが先に立ちます。
我々もこの先もたくさんの猫達を看取ることになるでしょう。
皆さんも愛猫の死に直面する時が来るでしょう。
その時の事を考えたくは無いと思いますが、ペットロスにならない為にも心の準備が必要だと思います。
天からもらった贈り物は、天に返す時が来る。
バイブル本でもある
【塩田妙玄さん】の言葉です。
しゅんすけの新しい飼い主さんは
とても気丈に振る舞っていましたが
心中は察するに余りあります。
どうか穏やかな気持ちになってもらえますようにと願うばかりです。
ペット
いや家族として愛猫との関わり方
看取り方を少し考えてみてもらえると嬉しいです。