日々の活動報告

日々のこと

2017.05.30

輸血で生き延びろ❗️ぎんぷう

 蘭越多頭飼育案件では、生殖制限が間に合わず今年に入り数匹のメス猫が出産していました。
地元のボランティアの奈々さんが足繁く通ってくれて、月齢が2ヶ月ほどになった子猫達を保護して面倒を見てくれています。
地元の病院でもご協力を頂き、ワクチンや検査代を保護価格で引き受けてくださり大変助かっています。
ワクチン接種できるとこちらの引き取り後が大変楽になるのです。
免疫力のない子猫は感染症に本当に弱いからです。
そんな中保護された《ぎんぷう》
他の兄妹よりなんだか線が弱い感じがしていました。
保護してくれた奈々さんも心配して地元の病院で治療してくれたほどです。
食が細くなり腸の動きも悪く、強制給餌、点滴が続いていました。
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昨日、再検査してもらいにいくと血液の血小板が異常に減少していて命の危険もあるとのこと。

大至急輸血が必要になりました。

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おかげさまで供血できる保護猫はいくらでもいるので、こういう時は安心です。

ペコちゃんに白羽の矢が当たり輸血を無事に済ませることができました。
あとはぎんぷうの生命力にかけるしかありません。

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今朝、病院に様子を見に行って来ましたる。

少しは自力でご飯も食べたようです。
ぎんぷう
絶対帰って来てね!
と声をかけて来ました。
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手術部屋には当団体が相談を受けた猫が避妊手術に来ていました。
捕獲器が無く捕まえることができなくて困っていたそうです。
子猫は全て自分達で里親を探し、母猫はリリースするか飼おうか迷っているようでした。
これもまた悩ましいところですよね。
当団体では20台以上の捕獲器を保有して貸し出しをしています。
当初は無料で貸し出していましたが、そのまま帰ってこなかったり消耗がひどく何度も買い換えているので今は千円で貸し出しをしています。
行政でも貸し出しはしていないので、脱走相談や野良猫のTNR、保護に大変喜ばれています。
病院病院病院病院病院病院
※各動物病院様、関係者様
NPO法人ツキネコ北海道では、たくさんの保護猫を抱えています。
供血などのご協力をさせて頂きますので、
遠慮なくお声がけください。
当団体の活動にたくさんの動物病院様にご尽力頂いていますので、ご恩返しができればと思います。