日々の活動報告

日々のこと

2016.08.26

脳性麻痺 全盲の天使猫 ネネ。

母猫が飼育を諦めたのか、道路にドタバタと出てきた子猫を慌てて保護されて
病院に連れて行った方がいます。
後に当方の里親さんになっていただいたMさんです。
私が猫の保護活動に関わるようになり
時には厳しく時には優しく見守ってきてくれたO動物病院の院長先生。
一般の方では面倒を見るのは無理だろうと判断してネネを病院内で保護してくれていました。
8年も前のことです。
ネネを保護した方と知り合いになり、ネネの存在を知ることになるのですが
当時はまだ何も知識がなく
障がいを持った猫を果たして自分が面倒を見れるだろうか...との想いが強く
ネネを迎えるまでに半年の時間が過ぎて行きました。
それでもどこか頭の片隅にネネの存在は
忘れることはできませんでした。
ある日、当時足繁くボランティアに通い
ウチの猫たちの面倒を見てくれていた
ちまちまさんに『一緒にネネを見てくれない?」とお願いしてみました。
流石に一人では自信がなくちまちまさんが
『いいよ』と言ってくれたら、引き取ろうというめちゃめちゃ無責任で他力本願な
気持ちでした。
そしていよいよ病院で対面することになるのですが。。。
《なんて愛らしコなんだろう!》
一目見て心は決まりました!
ネネの目は全盲とは思えなく澄んでいて
不自由な四肢も本ニャンはなんのことはなくバタバタ動かしています。
今となれば何てことはないですが、
当初の苦労はほとんどちまちまさんが引き受けてくれて面倒を見てくれました。
いかにネネが過ごしやすくなるか
危険なものがないように本当に工夫してくれました。
目も見えないネネは他の機能が研ぎ澄まされていて、鼻も耳も良いです。
美味しい匂いがすると鼻の穴がヒクヒクします。
子猫の騒ぐ声に怒りまくります。
少し身体が不自由なネネは
たくさんの贈り物を私たちに与えてくれます。
{5C09E319-F972-4070-9D05-0BE6FD8283CC:01}

{71F91270-899B-4FF7-8BB7-5A9A8191998A:01}

{860A6AA1-74A8-4FF9-AD24-60B8B99ADE06:01}

{3E2917F8-6550-4127-9FB0-0E9F3D282B5B:01}

{C18757B6-33EA-43AB-981C-E8E53D547C5F:01}

{DBC464C6-C501-49DC-8692-5DCBC747A7DE:01}

{E04BE43F-DE60-4959-A2C1-5553C2731965:01}
自然体に生きること。
一生懸命食べること。
風の匂いを感じること。
手の温もりを感じること。
生きることを諦めないこと。
このコに出会って本当に感謝です。
今は少し体調を崩されている
ちまちまさん
ネネのことを我が子のように可愛がって面倒を見てくれて、心から感謝しています。
ちまちまさんがいたから元気に成長することができたと思います。
ネネはたくさんの方から愛情を貰い、
今日も皆さんに元気をお返ししています。