日々の活動報告

レスキュー案件

2016.07.05

止まらない相談の嵐。

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これが家で飼っている猫でしょうか...
豊平区第1地域包括支援センターの副センター長Fさんから、何度かご相談があり本日介護支援専門員のOさんと三人で
ある高齢者のお宅を訪問しました。
90才を超えている大正生まれのSさん。
部屋の真ん中にベットがあり、猫たちが飼い主さんを取り巻いていました。
正直いってそこにしか居場所が無いように思えました。
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正気のない子猫が3匹

成猫たちも健康状態が悪いのは一目瞭然です。

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「まだいますよね?」

飼い主さんのいる部屋はヘルパーさんがお掃除してくれているようで
比較的キレイでしたが、奥の部屋はどんよりしています。
「スリッパいただけますか?」
さすがにそのまま入るのはためらわれました。
隣の部屋に足を踏み入れると
嗚呼…
やっぱり
ゴミ屋敷状態です。
まだいい方だと思う自分が悲しいです。

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猫が出てきました。。。

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覗くとそこにはまだ

産まれて数週間の仔猫が3匹。

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このダンボールの中だけが、

安らげる場所だったのでしょうか。
同じ猫なのに
どうしてこんな生活をしなければならないのでしょう。

連れて帰る予定ではなかったのでキャリーバックがありません。
しょうがなくそこにあった薄汚れたキャリーバックに猫を押し込めます。
猫管理のスタッフ
木戸口の顔が一瞬よぎります。
「また連れて来ちゃったんですか」
呆れながらもいつも面倒を見てくれる木戸口
ありがとう(T ^ T)
すぐ店に戻りケアをしていきます。

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目から膿が出ていて身体はガラガラ

かなり危険な状態です。
たぶん繁殖を繰り返したくさんの命が
散っていったのはあきらかです。

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このコは結膜炎で目を開けることができません。

耳を痒がっていたのですぐ耳掃除すると
かなり汚れていました。
検査してもらったところ、先生も見たことないないくらい耳ダニがうようよいたそうです。

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なんとこの小さなコも同腹から産まれた兄妹だそうです。
ありえないほどの発育不全です。
帰り際
Fさんが驚いていました。
奥の部屋にすんなり入っていく私の姿と、難しいと思われた相談者があんなに素直に猫を渡すのが信じられないとのこと。
年齢的にも老化が進み色々な症状が出てくるので、突然攻撃的になったり
疑心暗鬼になったりするそうです。
独居老人となった高齢者のお世話は本当に大変なことだとお察しします。
とりあえず今できることから
始めていきたいと思います。
親子猫も早く保護してあげたいです????
明日は個人的にはお休みの日ですが、
良質な猫のご飯を持って訪問してこようかと思います。