日々の活動報告

レスキュー案件

2016.06.08

まさかのゴミ屋敷。

昨日、N病院の看護師さんからの相談がありました。
脳外科です。
患者さんはもう家に帰ることは出来ません。
そこには取り残された猫が7匹いるとのこと。
猫を飼っているという看護師さん。
必死に色々な所に連絡して相談したようです。
残念ながらどこも対応してくれることはありませんでした。
ただひとつ
札幌動物管理センターにだけは相談していませんでした。
ココが落とし穴でした。
札幌動物管理センターは昨年度の犬の殺処分はゼロ
猫も激減して48匹になっていることは、一般の方にはあまり知られていません。
まだまだ処分ありきだと思われていることはもったいないですよね。
というわけで当団体に相談に見えてわけです。
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とりあえず、お腹が減っているだろうとのことでご飯やトイレを用意して出向きました。

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一般の家庭を想定していたので

サンダル履きでした。
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草ボウボウ

嫌な予感がするショボーンショボーンショボーン
変な気が流れているガーンガーンガーン
蜘蛛の巣?
恐る恐るドアを開け
ヒェ~!!!えーんえーんえーんえーん
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閉めました...

またゴミ屋敷です。
さすがにこの軽装では入ることもままなりません。
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小雨そぼ降る中

呆然と立ち尽くしていると、お向かいの奥様が声をかけてくれました。
やはり長年問題になっているお家のようです。
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『ワンちゃんもいるのよね~生きているかしら?』

マ、マジですか(T ^ T)
その途端2階の窓から犬がけたたましく
吠えたてました。
『生きてる』
ほっとしましたが、犬の扱いは正直自信がありません。
仲間の犬のM基金さんの代表秋田さんに
慌てて電話しました。
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猫は裏窓から完全に自由に出入るしているようです。
というか窓ガラスがありません。
生活保護ということですが、あまりに酷い生活ぶりです。
近所の方が民生委員さんを呼んでくれて
お話しすることができました。
どのみち、この家で面倒を見るのは
無理だとの判断で管理センターに連絡を入れました。
明日の朝、同行して保護してもらえることになりました。
迅速な対応にセンターの変化が見て取れます。
このような案件は後を絶ちません。
当団体が相談に乗ってなければどうなっていたのでしょう。
優しい看護師さんでなければ繋がることもなかったのです。
今日は小樽の案件にも出向きましたが、
こちらがまさかのゴミ屋敷で
ヘトヘトです。
先週もお休みがありませんでした。
明日の朝に続く。。。
管轄の区役所や警察は動物に対しては殆ど
ノータッチです。
如何なものかと憤慨してしまいます。