《永年預かり》という形。
本日16日(土曜日)
NHKローカルの【おはよう北海道】で
当団体の取り組み
永年預かりシステムが紹介されました。
以下 久野さんのFBでの投稿です
ペットロス うつ病
引きこもりと人生
最大のピンチでした
本当に辛く 寂しくて
新しい子迎えたらと
薦めてくれる方もいましたでもどんなに寂しくても
新しい命で淋しさを
埋めようと思いませんでした
その子を最後まで見とれる
年令でなかったのです
せめてツキネコに行って
猫達と遊んで来るだけでも
とても幸せでした
そんな時
吉井代表から
永年預りのお声をかけて
頂き本当に夢のようで
天にも昇る気持ちでした
そして我が家の子になった
メメとシャシュケ君
とっても性格がよく
今まで子猫4匹の
一時預りさせて頂きまだが
どの子にも
威嚇したりパンチしたり
いじめたりすることもなく
メメはお母さん役
シャシュケ君は
遊び相手の兄ちゃん役
役割分担決めて
本当に子猫達の面倒を見てくれて
そんな姿見ていると
メメとシャシュケなりに
恩返してくれてるのかな~って思います
私と同じような年代の方
もう猫と一緒に暮らす事
諦めてるませんか?
永年預りと言う
素敵なご縁が有るんですよ
たくさんの方に
知って頂いて
預りの輪がもっと
もっと拡がっていきますように
今 私は毎日とっても
幸せです
帰るとメメちゃんがお迎えしてくれて
とわちゃんもシャシュケ君と仲良くかっけこしてあそんです
本当に毎日がとても幸せです 長生きしたいな~って
欲もでで来ちゃいました
久野さんは個人的にも親しくさせてもらい、お家にも遊びに行く間柄です。
先日はチカホの【わんにゃんクラフトマーケット】にもボランティアに駆つけてくくれました。
札幌のボランティアさん達との絆も強いです。
この年齢でスマホをすぐ使いこなし、たくさんのお友達もできたそうです。
《永年預かり》というシステムで彼女の人生もガラリと変わり明るい未来が開けたようで本当に嬉しいですね。
実は偶然にも昨日、ある1匹の老猫を
永年預かりさんに登録してくれたご夫婦に預けに行きました。
20才は過ぎていると思われるオッドアイの白猫は飼い主さんが急逝されました。
取り残された猫を引き取ってきたご家族からの依頼がありました。
『これはどうみても難しいな…』
と思った瞬間に思いついたご夫婦がいました。
確かニャイダーハウスに来店していた老夫婦に会う猫がいなくて困っているという話を思い出したのです。
すぐに連絡を取ると二つ返事でお引き受けしてくれることになりました。
出迎えてくれたお母さん。
温厚そうなお人柄です。
部屋を散策する姿を見ながら
『きっともうここのお家の猫になるんだろうな』と思いました
私がこの永年預かりシステムを考えたのは、お店を始めてすぐの頃でした。
『ここのお店の猫をレンタルできないかしら?』
突拍子も無い言葉にお客様の顔をまじまじと見てしまいました。
品があり身なりもきちんちされた女性です。
よくよく話を聞いてみると、ご主人に先立たれ一緒にやっていたご商売を一人で切り盛りしただ働くだけの毎日。
大好きな猫を飼うにはもう年齢的に自信がない…
とのこと。
その当時からも相談の依頼が相次ぎ、
前の店舗ではキャパオーバーで、猫風邪などの感染も重なりどうしたものかと思案していた時でした。
「一時的に預かってもらえませんか?」
という話になりました。
その後何匹も猫を預かって頂き、個人的に交流もさせていただきました。
ここから一時預かりや永年預かりというボランティアの形が少しづつ出来上がってきたのです。
いつも新しいことにチャレンジするのが好きで
前例がなければ作ればいいという考えです。
〈高齢者に猫は渡さない〉ではなく
どうしたら飼育してもらうことができるかを考えた方が絶対いいと思いませんか?
自分自身もミドルエイジの年齢に差し掛かり、何ができるか自問自答しています。
『猫』だけでなく『人』を押し上げれるような縁の下の力持ちになれればと思っています。