日々の活動報告

レスキュー案件

2016.01.18

諦めないこと。

久々に引き出したのは、3年目になる多頭飼育崩壊案件。
小樽のある家族が近親交配で増えた猫たちを保健所に持ち込むという話を聞いたBさんご夫婦からの相談でした。
このご夫婦は個人で保護活動を長くしていらっしゃいます。
【猫と暮らして】
最初は順調に引き出しができましたが、
この子達は完全に心を閉ざしていました。
あさり、いなほ、いりふね、いろない、
オショロ、オタモイ、しおみ、しののめ、
てんじん、にしき、はなぞの、ぼうよう、ももない
小樽の町名にちなんでつけた名前は忘れることはありません。
心臓が弱い子も多く何匹かが虹の橋を渡りました。
みんな一様に哀しい目をした猫たちでした。
猫が哀しい目をするなんて本当に驚いたものです.…
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まだ5匹ほど残っていましたが、譲渡が難しい猫たちなので二の足を踏んでいて昨年度は引き出すことができませんでした。
しかし最後まで諦めるわけにはいきません。
実はこの猫たちにかかる費用はBさんご夫婦が飼い主の代わりに捻出してくださっています。

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久々に引き出したこの子は
《すみのえ》と名ずけました。
まだご飯を食べてくれません。
このままいけば衰弱してしまいます(T ^ T)
成猫は移動のストレスがあるのでその後のケアが大切なんです。
親娘レスキューのキジトラ達は
比較的 若い猫が多いのでこちらは
それほど心配ありません。
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すぐにニャイダーデビューできそうです。

こちらも残り5匹
今週中に引き出し予定です。
いままで関わった多頭飼育崩壊案件は15件
最後まで諦めず向きあっていきたいと思います。