高齢者の多頭飼育問題。
昨日、遊びに来てくれたダージリン
新しい名前は《古譚》コタンちゃん。
今年の猫風邪は強烈でどんなに通院しても快方に向かわず虹の橋を渡った子たちもいました。
そんな中
奇跡的に命をつなぎとめたのが
ダージリン
面倒を見ていたスタッフはおちゃると呼んでいました。
見かねて酸素室をレンタル。
気がつけば2ヶ月は借りていたことになります。
怒涛の猫風邪蔓延を跳ね返して
家族とのご縁が繋がりました。
実はつきっきりで面倒を見たスタッフがどうしても飼いたいと言っていたのですが
、年齢が若いこと
すでに3匹の猫を飼っていることもあり
見合わせました。
我々は、『適正飼育』の啓蒙を強く訴えていくためにも自身にも言い聞かせなければならないことがあります
この子たちの飼い主は自宅の猫たちの生殖制限を怠り、私が自宅を訪ねた時には
成猫が6~7匹
子猫はわらわらと十数匹いました。
とにかく子猫だけでもと連れて帰ろうとすると、数匹の子猫を隠そうとします。
不思議なのですがいくら困っていても、子猫は残したがる高齢者が多いです。
寂しさを紛らわす為なのでしょうか?
ご家族の協力により全ての猫を引きあげて譲渡に結びつけました。
この案件は猫風邪の治療が莫大になった為譲渡費用だけでは賄うことができず厳しい案件でしたが、自分的には満足のいく案件でした。
というのも
先日、最後の猫を引き取りに行った時のことです。
《エイヘイ》です。
飼い主さんの家は普通に綺麗に掃除され前の家とはまったく違っていて、普通の生活を取り戻していたのです。
私は猫が幸せになるのは勿論ですが、飼い主さんたちの心のケアができた時や、問題が解決していくときに喜びを感じます
そこが他の保護団体さんとは大きな違いかもしれません。
幸せの連鎖
どんどん繋がれ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*