スタッフマリアから〈預かり中のゆきおのこと〉
預かり中のゆきおのこと。
ゆきおがツキネコカフェにやってきたのは、
去年2025年の12月でした。
推定8歳、オス、エイズキャリアです。

長い間、野良猫として過ごしていたゆきおは、少しビビりな性格。
ツキネコカフェのシェルターでは固まっていたので一時預かりとして自宅で預かり。
ゆきおはビビリでしたが、猫と仲良くできるし、ご飯前の催促の鳴き声は高くて控えめ。
短しっぽとまんまるなフォルムがかわいいキジトラさんです。


ツキネコカフェのシェルターに戻してからも、とても上手に過ごしていました。
お客さんやお掃除ボランティアさんからも可愛がられて、キャリア部屋の人気者だったゆきお。

そして今年の6月、とうとうゆきおにトライアルの申し込みがありました。
「やっとゆきおにも家族ができる!」そう思って送り出したのですが、
数日後に「呼吸が少し変かもしれない」と連絡が入りました。
悪い予感は当たります。
病院で検査をすると、肝臓に気になる影が……。
トライアル先のおうちでは本当に良くしていただきましたが、戻していただくことにしました。
残念ながらトライアルは断念していただき、ゆきおはツキネコに戻ってきました。
ツキネコのかかりつけ医で改めて検査をすると、やはり肝臓には影があり、
血液検査の結果もよくありませんでした。


先生からは「肝臓がうまく機能していない」とのお話が・・・。
腫瘍などであれば、もっと早くに弱っているはずなので、別の病気の可能性もあるとのこと。
食欲もあり、元気もあったので、お薬をもらって私の家で様子を見ることになりました。
そこから何度か再検査をしましたが、残念ながら薬はほとんど効かず、
数値はだんだん悪くなっていきました。
今のゆきおは、まだ甘える元気もあるし、
我が家で一番の食いしん坊なんじゃないかと思うくらい食欲もあります。
知らない人が見れば、何の問題もない健康そうな猫に見えるかもしれません。
でも、最近はツキネコにやってきた頃と比べると、ずいぶん痩せました。
毛艶も悪くなり、脱毛も出てきました。
身体の中で、何かがうまくいっていないんだな、と感じるようになりました。

「あとどれくらい一緒にいられるのかな」そんなことを考えてしまうこともありますが、
今は〈ゆきおにのんびり暮らしてもらうこと〉を第一に、毎日を過ごしています。
我が家の先住猫たちとも仲良くやっていますし、2歳の娘に触られても嫌な顔をしません。
ソファで寝ていると、ぴったり添い寝してくれることもあります。
仕事から帰ってくると、ドアの前で一番に待っていてくれるのもゆきおです。
食べられるうちにたくさん食べてもらおう!と、
大好きなご飯もお腹いっぱい食べてもらっています。



「野良猫生活より、ニンゲンのお家に来てからの方が快適だな~」
なんて、そんなふうに思ってくれていたら嬉しいな。



もう少し、ゆきおとの生活は続きそうです。
スタッフマリア
