日々の活動報告

活動報告(ブログ)

2026.09.02

恵庭市 多頭飼育放棄案件

新たな多頭飼育案件の相談がありました。
2026年、これで11件目の多頭飼育案件です。

飼い主さんのご家族が入院し、仕事はしているものの経済的にも困窮しているとのこと。
猫たちは13匹飼育しているが、オスの去勢は済ませていたはずなのにメスが出産してしまい
これ以上飼うことすら難しく手放したい意向もありました。

5匹の子猫を合わせて18匹の猫たちがいるようです。

ツキネコ北海道として、これまで多数の多頭飼育案件をレスキューして来ましたが、
全ての猫を引き取れば解決する訳ではない』と考えています。

<飼い続ける支援>を行うことで、飼い主側・ツキネコ(保護団体)双方にとって
負担を軽減することにしています。

保護団体として4カ所のシェルターがあり、400匹を超える猫を管理していますが、
北海道内ほとんどの多頭飼育案件の相談が来ている中で全頭を引き受けるのは
団体運営上施設の維持やスタッフの負担を考えると現実的ではありません。

事前に猫達の写真を貰っていましたが、現地確認の為に様子を見に行ってきました。
すぐに寄って来るベタナレの子、知らない人へ警戒して身を寄せている子、
今回もまずは子猫と人に馴れていて譲渡のしやすい猫達を優先に引き受け、メスの避妊を優先する事にしました。

猫たちを把握するために、2階に上がってみたところ猫が多数いるからこその荒れ具合です。
猫たちはこの状態に馴れているので平気かと思いますが、だからと言って良い環境ではありません。

今回の案件では、近所のツキネコ北海道の里親さん経由での相談でした。
おうちの物やゴミもですが、猫たちが暮らす環境を危惧して私たちを頼ってくれました。

成猫、子猫を合わせて12匹引き受けしましたが、何度も恵庭市まで行けない為搬送をご協力いただきました。
室内であっても捕獲器を使うこともありましたが、スムーズに保護できたのでとても助かりました。

また、今回のような多頭飼育の相談の場合には、必ず動物行政担当者にも連絡を入れます。
今回も管轄の石狩振興局・保健所に協力いただき、ツキネコで引き取りきれない猫たちをお願いしています。
地域によりますが柔軟に引き受けしてくれる行政機関もあり、協働で解決できることは私たち保護団体としても
とても助かります。

猫たちは順にデビューをして新しい飼い主さんを探していきますので可愛い子達を楽しみにしてくださいね。