道内3地域から8匹の猫が一気に入居、止まらぬ飼育放棄案件。
先日、飼育放棄の相談が相次ぎ、同じ日に8匹の猫を保護しました。
①ちゃろ太


岩見沢市にお住まいの方がご病気で倒れてしまい入院。
今後自宅に戻ることが難しい状況で飼われていた猫の行き場が無くなってしまったと、親族の方からツキネコ北海道にご相談がありました。
なんと初代看板猫の政五郎にそっくり
懐かしのまーくんこと政五郎

ちゃろ太は、7-8歳位の茶トラの男の子です。
ツキネコネームはそのまま『ちゃろ太』くん
※現在、体調管理中なため里親募集していません
②もも・あゆむ・ここ

苫小牧市にお住いの飼い主さんが倒れてそのまま亡くなられました。
急だったことで一人息子である相談者さんからの相談で、自宅など諸々の手続きで奔走しているところどうしても猫を引き継げる方が居ない為、引き受けることになりました。
特に甘えてくるタイプではなかったそうですが、ツキネコに入居(保護)してからすぐご飯を平らげる強メンタルっぷり。
飼われていた子がツキネコのようなシェルターに来ると知らない人と猫で委縮していまい、ご飯を食べなくなることが多いのです。
ただ、その後環境の変化からかワクチン接種の影響か猫風邪の症状が一気に出てきてしまいました。
亡くなられた飼い主さんの、為にもしっかりケアしていきたいと思います。
落ち着いた年齢の子をお迎えしてみたいと考えている方は、ご予約いただければ会いに来ていただけます。
ツキネコカフェ 011-641-8505 までお問い合わせくださいね。
苫小牧出身とのことで、フェリー🚢から名前を貰いました
もも キジトラ♀→プリンセスもも
あゆむ キジトラ♂→シルバーあゆむ
ここ 黒猫 ♀→ティアラココ
③札幌市内4匹の猫たち
ティーナ・ハナ・シロ・まめとら

こちらも飼い主さんがご病気で入院、その後は自宅には戻れないとのことで相談があり引き受けました。
15歳?くらいのキジトラのティーナちゃんはじめみんな最初は固まっていましたが、しっかりご飯を食べていたり撫でられて喜んでおり安心したところです。
今後は体調を見ながらツキネコデビューしていくので、応援していてくださいね。
大柄なのに『まめとら』と名付けられていたのにあやかり、みんな豆🫘のツキネコネームになりました。
ティーナ キジトラ♀→さやティーナ
まめとら キジトラ♂→ひよこまめ
ハナ キジトラ長毛♂→はなあずき
シロ 白黒長毛♀→しろ金時
久しぶりの豆シリーズです
今回の相談者さんは、みなさんまずは動物行政に相談をしたが断られてしまったり最悪の場合殺処分すると言われたとのこと。
現在、行政では理由なくすぐに殺処分することはありません。
※感染症や瀕死状態など例外はあります
札幌市に関しては殺処分機も存在していません。
長年飼われていた子ですから、人馴れもしていますし可愛がられていた子たちばかりなのに、飼い主さんがいなくなった途端に路頭に迷ってしまう事が残念でなりません。
飼育放棄をする事が絶対に悪いわけではありません。
生活環境、経済状況、災害や事故など、人の生活は変化することが当たり前のようにあります。
少し前のブログでも記載しましたが、
『 ご自身が面倒を見れなくなった際のペットの行き場 』を決めておく事は飼い主さんの責任です。
私は長生きするから、
元気だから、
若いから、ではなく『転ばぬ先の杖』というこ諺にもある様に、
万が一のことを愛猫のために考えて欲しいと強く思っています。
ツキネコ北海道では【永年後見人制度】も皆様からの要望を受けてスタートしております。
こちらは大切な愛猫の所有権をツキネコ北海道に移しておくことで、自分に何かあった時に
ツキネコに優先して愛猫を入居させることができます。
*費用面は個別対応しておりますのでご相談ください!