日々の活動報告

活動報告(ブログ)

2025.02.26

飼育継続困難で保護依頼のあった2匹の猫たち《後志地方》

最近ツキネコでは、沖縄県や福岡県から空輸されてくる保護猫が多いことに

驚かれる方もいらっしゃいます。

昨年度は全体の約3割にのぼっています。

実はその陰で北海道全域からの相談も後を断たず、全体の保護頭数の7割以上が道内の保護猫達です。

相談窓口の専用ダイヤルが鳴り止むことはありません。

今年に入って相談は7件13地域44匹の保護猫達をお引き受けしています。

昨年秋、後志地域に暮らす障害をお持ちの方から、猫たちの日常のお世話が難しくなっているとのご相談が

福祉事業の職員さんを通じてありました。

飼い主さんは可愛がって飼育していたものの、特に、猫たちのトイレ掃除などの基本的なお世話を十分に行うことが困難になってしまったそうです。

後志総合振興局の飼い主探しノートにも掲載していたそうですが、残念ながら新しい里親さんからのお問い合わせはなく、時間だけが過ぎてしまいました。

この間、引越しをされたそうですが猫たちの衛生環境も改善されない為、今回、猫たちにはツキネコに入居(保護)することとなりました。

とっても可愛いキジトラの男の子と女の子。

飼い始めた時期は違うそうですが、兄妹とのこと。

ツキネコらしい面白い名前を付けましたにっこり

◉がんばれタマくん オス

◉がんばれしろちゃん メス

しろちゃんは怪我なのかお口まわりが裂けてしまっていて最初は驚きました、、、

でも何度か見ているうちに舌が出っ放しで、ペコちゃんみたいでそこがまたかわいいのです😋😋

*病院で検査してもらいましたが、これ以上はするべきことはないとのこと。

大人しい2匹ですが、新しい飼い主さんを探すためにケア中です。

ツキネコカフェで過ごしていますので、気になる方はお声がけください!

全道の各振興局の《飼い主探しノート》の存在を知らない方も多いかと思います。

何らかの理由で愛猫を飼えなくなった時に皆さん、一旦は動物行政窓口に相談をします。

その時の答えは

『飼い主の責任なので自分で新しい飼い主を見つけてください』

と言われることが多いかと思います。

残念なことに行政で引き取りしてくれることは皆無に等しいのです。

その代わり飼い主探しノートで、飼い主探しをおすすめされます。

ただこの存在を知らない道民がほとんどだと思います。

それは本当に当たり前のことですが、突然死してしまったり入院したり、心を病んでしまったり

人間ですから思いもよらないことが起こります。

何かあった時に相談できる家族や友人、知人がいるか

当団体の様な相談窓口をしっかり探しておくなど、準備することも必要です。

これを機会に皆さんにも飼い主探しノートの存在を知って頂き、

保護猫を飼いたい方はこちらからも譲渡することも検討して頂ければ幸いです。

札幌市動物愛護管理センター あいまる札幌飼い主さがしノート(市民による新しい飼い主さがし)www.city.sapporo.jp

北海道愛護センター あいにきた動物愛護センター – 環境生活部動物愛護センター北海道の動物愛護センターについて 北海道の動物愛護センターについて 北海道立動物愛護センタ-(愛称あいにきた)につ…www.pref.hokkaido.lg.jp