日々の活動報告

活動報告(ブログ)

2024.11.01

シェルター・メディスン・セミナーに参加してきました

こんにちは爆笑スタッフよしみです。

10月26日(日)札幌市動物愛護管理センター(あいまるさっぽろ)

で行われた「シェルター・メディスン・セミナー」に参加してきました。

ちょうど熊本のレークタウン地域猫 河野代表が来札していたので

一緒に勉強してきました。

セミナーの内容は

動物保護施設(シェルター)等で、集団で生活する動物を、群全体として健康を維持できるよう

管理していくための獣医療である「シェルター・メディスン」について、

酪農学園大学獣医保健看護学類 動物と人の関係学ユニット 

獣医師・公認心理士の川添敏弘先生からお話をいただきました。

今回のセミナーはシェルターメディスンの視点からのお話で

「動物愛護活動をされている方には聞いていて不快に思う内容もあると思いますが

あくまでもシェルターメディスンの視点からの話ですのでご理解ください」

セミナーの最初に川添先生が仰りました。

まずは「シェルターメディスン」「動物愛護活動」の違いについて

お話をいただきました。

【シェルターメディスンとは】

・殺処分数を少なくすることが目標

・動物の福祉を守ることが大前提

・安楽殺を否定しない

【動物愛護活動とは】

・殺処分数をゼロにするこが目標

・動物をかわいがることが大前提

・安楽殺は原則として否定

動物の保護活動には様々考え方があります。

国によっても違うし自分の置かれた立場(行政なのか、団体なのか個人活動なのか)で

やれること、やれないこと、それぞれの想いも違います。

しかし、共通するのは「動物の幸せのために」みなさん活動しています。

誰が正しい、間違っているではないのです。

1時間半のセミナーでしたがあっという間で、質疑応答もたくさんの方が

挙手しており参加者の方の意識も高くて本当に勉強になり

動物福祉について自分でももっと勉強しようと思いました。

貴重なセミナーを開催してくれた札幌市動物愛護管理センターの職員の方

川添敏弘先生ありがとうございました猫犬キラキラ

スタッフよしみ