とある地域の餌やりによる野良猫問題《札幌》《野良猫相談》
外でのんびり暮らしていそうな猫たち。
一見、のんびりと幸せそうに過ごしていると思われるかもしれません。
野良猫の相談件数は減って来たと感じていますが、全くなくなったわけではありません。
近所に住む方が長年野良猫に餌を与えていることで問題になったとある地域。
数匹かなと思っていたら、成猫だけで10匹近くいることがわかりました。
相談者のAさんが、知り合った個人活動しているMさんと協力して9匹の猫をTNR手術を完了させました。
保護猫を診てくれる獣医さんが増え、札幌市内は個人で活動している方が増えてきているように思います。
今回、手術を終えた成猫たちが手術前に出産してしまった子猫たちの保護相談を受けました。
餌を与えている本人は<餌を与えて良いことをしている>と思い、まわりの人たちがどう思おうと関係ないのだそうです。
猫のことを問いても「自分の猫ではない」ので、突っぱねられてしまったとのこと。
お世話すらしていない方が、このままではいけないと動き金銭負担をするのってどうなんでしょうか?
良いことと思い餌だけを与えているのは自己満足であり無責任な行動です。
先日、5匹兄妹のうち4匹を保護出来たのでツキネコ北海道に入居してきました。
シルバーの毛色で綺麗なサバトラの子猫たち。
しっかりとした体つきなので、医療行為と人馴れ完了したらデビューとなります。
また、さらに別の子猫がいたとのことで月齢違いの子も保護されてきました。
全部で3匹のメス猫が出産後と思われるそうで、果たしてあと何匹いるのか・・・。
思いがけず猫のことに時間も金銭負担もせざるを得なくなったAさん。「猫に罪はないから」
からと仰っていましたが、、、餌やりの当事者が向き合って貰えないのに解決したことになるのか疑問に思います。
ツキネコ北海道でも長い間、問題になっている《野良猫の餌やり問題》
近所にある北海道神宮では野生動物のりす🐿️にまで餌付けをしている方が多く見受けられます。
時折り参拝に行くとあまりに近くに寄ってきて驚くばかりです。
その大半が高齢者に多いのです。
野生動物の生態系を変えてしまうことは本当にあってはならないと思うのですが、、、
猫は野生動物ではありませんが、餌を与えるなら生殖制限をしてしっかり地域猫として周りにも理解してもらい
最終的な責任を取ることまで考えるべきかと思います。