永年預かりが海を超えて！！ハーバーちゃん➡️カフちゃんの場合
ツキネコが考案し、今では譲渡の2割にもなっている
『永年預かり制度』®️
残念ながら、他団体ではなかなか浸透しておりません。
理由を考えるとやはり、最終的に猫が戻って来た時の居場所が難しいことの様です。
まして保護活動やレスキューをしながら、永年預かりのマッチングやサポートは
団体や個人ボランティアさんの肩に重くのしかかってくるのも否めません。
組織が脆弱であればやはり二の足を踏んでしまうのは致し方ないところだと思います。
当団体もこの制度を構築したからには、絶対的に活動を持続させなければ
皆さんとのお約束を破ることになりかねないので、代表としてしっかりシステムを構築して
いく所存です。
そんな中、昨年より関東圏方面に10件ほど「永年預かり制度を利用したい」
または「関東圏で永年預かりをしている団体を紹介してほしい」とのお声がけを頂きました。
その中で十数組の飼い主さんとマッチングをして来ました。
もちろん全てが上手く行っているわけではありませんが、ご紹介していきたいと思います。
皆さんが懸念している空輸もこの数年間、沖縄や九州の団体やボランティアさんから
里親探しのお手伝いをしている為に全く問題ないことが実証されています。
正直、広大な北海道内を車で移動させるより空輸のストレスは殆ど無い様に思います。
🟣神奈川県Ｔさんの場合
娘さんからのご相談が入り昨年の12月6日よりマッチングがスタート。
ご家族がサポートしてくだったので、とてもスムーズでした。
こちらはLINEグループを作り、保護猫の画像や動画を送りました。
札幌のツキネコには人馴れしている猫が少なかった為、沖縄の個人ボランティアさんの
グループの猫を中心にマッチング開始
ハーバーちゃんという猫が空を飛びました✈️
12月29日に羽田のカーゴで無事に引き取り完了！
ものおじしないハーバーちゃん。
すぐにTさんに懐いて家にも馴染んでくれたそうです。
この間に関東圏に住むツキネコの里親さんで、ボランティアのＴさんが
相談役をかってくださりお宅訪問をしてくださいました。
脱走防止のアドバイスなどもしてもらい助かっています。
広いお家を自由に使えているのがみて取れます。
今年の1月の様子をお知らせいただきました。
『 常に私のそばにいましたが2日前から 好きな場所 、
二階のピアノの上や日当たりの良い部屋に私がいなくても
行動するようになり 楽しんでいます。
夜は私の布団に入ってきます。
近所の野良ちゃん二匹が朝と夕がたにベランダで ガラス越しに見たり、
鳥を見たりしています。
食欲もあり、便も毎日 します。
くしゃみはたまにする程度なので 様子を見ながら注意します。』
＊永年預かり制度が全国に広がる様にと、画像などの利用を快諾してくださいました。
沖縄での野良生活は過酷だそうです。
野良猫が沖縄で家猫になるのは難しく現地ボランティアさん達の必死の活動が続いています。
ハーバーちゃんは《カフちゃん》という新しい名前をもらって、穏やかな生活を送れることになりました。
Ｔさんに何かあってもツキネコが責任を持ってお引き取りします。
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