36日ぶりに戻ってきた《スネ夫》 ご心配おかけしました!!
スネ夫 帰って来たよーーー!!!!
預かりボランティさんのところで、脱走していたと思われたスネ夫。
ところが必死の捜索を尻目に、なんと!自宅内にいることが判明。
バスタブの開口部から入り込みそのまま籠城生活が続いていました。
ペット探偵の大林さんのご協力の元、トレイルカメラやホームカメラを駆使して
スネ夫の生存確認をしながら、捕獲器を仕掛ける毎日。
スタッフの吉川は家が近所だったこともあり、外の捜索からお家の捜索もこまめに
参加してくれました。
すぐに捕獲できると思っていましたが、居心地が良かったのか知る由はありませんが
捕獲器には見向きもしません。
ご飯をあげないわけにもいかず、ご飯を出しておくとそれだけを食べては戻ってしまいます。
様々なタイプの捕獲器に手を加えてみましたが、全く見向きもしません。
ボランティアの岩田さん夫妻は開口部が閉まる様な扉をつけてくれましたが、
こちらも力任せに開けて戻ってしまいました。
合鍵をお借りしてスタッフ交代で見守っていましたが、みんなにも焦りの影が見え始めて来ました。
そこに閃いた人物がいました。
代表の、、、いや副代表の瀧澤です。
捕獲器を反転させて入口を開けて、踏み板を踏んだら開口部の扉が閉まるという構図でした。
逆転の発想で『これはいける!!』と喜び勇んだのも束の間
なんと踏み板を踏まずに長い手足を伸ばしてうまく出て行ってしまうのです。
これにはカメラを見続けてくださった大林さんも驚いていました。
踏み板を伸ばしたらどうだろう、、、
用務員の中井さんにもお願いして、軽いプラダンを踏み板に足してみました。
『今度こそ』のみんなの気持ちも逸ります。
やったーー!!閉まった!
これで中に戻っていくことはないはずと預かりさんも必死に探してくれましたがみあたりません。
なんと!焦ったスネ夫は力任せに捕獲器を持ち上げてまた中に戻っていました。。。。
このタイプの捕獲器はたまに押し上げてしまう猫がいるのでした。
万事休す
すっかり気持ちが萎えたところに、中井さんが電気関係のお仕事で使っていた部品を使って
返しをつけてくれました。
なんとこれは扉が落ちたらガッチリとキャッチすることができるのです。
これにかけるしか無い!!
これがうまく行き部屋に出て来たまでは良かったのですが、、、
私たちも朝早くから行って2時間近く探しましたが
見当たりません。『なんで〜どうして⁈』やはり部屋にいる様子がありません。
よくよくみてみるとこの小さなダンボールの穴からまた戻って行った様です💦💦💦
想像を超えてくるスネ夫におどろくばかり。
また穴の補修をして一からやり直し。
そして次の朝
朝早く預かりさんからご連絡が入り、どうにか無事に捕獲してキャリーバックに入れてくれたとのこと。
流石にどちらも必死でスネ夫に噛まれてしまったそうです。
すぐに迎えに行き36日ぶりにスネ夫は戻って来ました。
流石に餌をあまり与えていないので痩せ細ってはいましたが、すぐに落ち着いて
今に至ります。
保護経験年数20年になる私ですが、流石にこの様なことは初めてでした😰
その間心配してくださった皆様にも改めてお礼も申し上げます。
脱走時も夜遅く近隣を探してくれていた方もいました。
本当に皆様の猫愛に助けられてここまで来ています。
預かりボランティアさんと先住猫2匹(ツキネコの保護猫)にも大変な迷惑をかけてしまいました。
ボランティアの岩田さんご夫妻
ペット探偵の大林さんには昼夜関係なく様子を観察してくださって頂き
感謝しております。
スネ夫は何事も無かった様にしていますのでご安心ください。