2024年《モバイルスペイ 北海道キャラバン 道内ツアー 》駆け抜けました!
『 モバイルスペイ 北海道キャラバン』TNRツアー
6月26日に遠軽町からスタートして、北海道内5か所を回るこのツアー
最終日は岩見沢市へ。
全行程1,300kmを走破
遠軽町、名寄市、留萌市、小樽市、岩見沢市
5箇所で実施
遠軽町・名寄市・下川町・士別市・雄武町・留萌市・増毛町・小樽市・岩見沢市 全9地域の猫たち合わせて85匹の猫を手術を実施しました。
野良猫、保護した猫、飼い猫、多頭飼育崩壊の猫と様々な状況の猫たち、
これ以上望まない繁殖を防ぐ事ができて、相談者の皆さん達も安堵の表情に溢れていました。
今年もお越しいただいた
『にじのはしスペイクリニック』
髙橋獣医師、菊池代表
ありがとうございました
また、各地域で取りまとめてくれた地元ボランティアさん、各振興局の職員さん、お手伝い頂いたえぞりすペットクリニック佐藤獣医師、大動物獣医師のMさん・動物看護師さんのお二人もありがとうございます。
相談者さん、飼い主さん達には本当に喜んで貰う事ができ私たちも必要性とやりがいを感じました。
今回、各地域で活動している個人ボランティアさんやグループ、これから活動したいと考えている方たちと
直接お会いして話す事が出来たのもとても良かったと思っています。
北海道は敷地面積が広大な為、ひとつひとつの街も遠く距離もあることから、
なかなか繋がることが難しかったのですが、猫を通して人と繋がって行くさまは
まさに『猫と人を繋ぐ』というツキネコのコンセプトを体現したものと自負しております。
このモバイルキャラバン中、私たちは事前に受けていた相談案件があり、
他2件飼育放棄の猫のお引き受けと、多頭飼育崩壊案件の視察がありました。
同じ地域と言えど、広すぎる北海道は移動だけでも大変なので、一気にこのツアーで
他の案件も急遽回る事にしました。
まずは根室振興局からの依頼があった多頭飼育案件
札幌から約226キロ サロマに向かいひた走ること6時間半
60匹の多頭飼育案件
パワーのある飼い主さんが頑張っているのでこちらも早く着手したいところです。
遠軽のTNRの間に、網走の飼育放棄の4匹の捕獲と引き取りがありました。
飼い主さんが急逝され、猫部屋は荒れ果てていました。
若い猫達は知らない人に警戒心が強く必死に逃げ惑います。
久々の大捕物でした。
こちらの猫達は、北見のボランティアさんにお願いしたところ、
快く引き受けてくださり、網走から北見に猫を搬送
次の日に札幌まで届けてくださいました。
私達はその足で名寄へとまたひた走ります。
各地域での様子は改めてブログ記事でご案内しますので、お待ちくださいね。
今回は、代表吉井と副代表瀧澤の2人が帯同。
ハードスケジュールではありましたが、北海道らしい大自然に触れながらの道内キャラバンを楽しませてもらいました。
また今回、避妊&去勢手術に関してツキネコ北海道では1匹¥3,000の助成金をサポートさせていただきました。
1匹でも不幸な猫を増やさないをコンセプトに今後も獣医師の足りない地域に、強い志しを持った
仲間達とモバイルスペイを届けていきたいと心から願っています。
ただ、全国にモバイルスペイを届ける為は宿泊代やガソリン代等諸経費もかかることから、
話し合いの中でモバイルスペイ基金の設立が急務だと痛感しています。。
色々な保護活動をする中でツキネコ北海道としても、
なかなか着手することが出来なかったTNR活動
にじのはしスペイクリニックの高橋獣医師との出会いで
大きく変化していくであろうことが喜びでもあります。
また北海道ではいち早く『Mobile Vet Office』の大門獣医師が
取り組んでくださっています。
この流れを全道、いや全国に広めたい!!
蛇口を閉めなければ頑張っても頑張っても、徒労に終わってしまう猫の繁殖問題。
ツキネコ北海道は、道内に留まらず全国に少しづつ仲間ができてきています。
永年預かり制度と共に全国に広げていきたいと考えています。