道徳なき経済は犯罪であり 経済なき道徳は寝言である

理念と戦略
会社は戦略がなければ経営できない 
理念がなければ経営をする資格がない
経営とは実務ですから戦略がなければやっていけません
経営は理念がなければ犯罪ですから経営をする資格がないということです
(二宮尊徳)

 たまたま観ていたテレビの中で 心に響いてきた言葉です。
皆さんの中にはご存じの方もいるかもしれませんが、私にはとても目の醒める想いでした。

 

 私が個人で保護活動を始めてからツキネコカフェを開店するまで
すべての費用をほぼ自己負担でまかなってきていました。
ボランティア=無償 という考えが当たり前だと思っていたからです。
譲渡費用なんて考えたこともなかったですし、医療費などを自分が負担するのは当たり前だと思っていました。
約10年間で200~300匹を保護して譲渡してきましたが、
飼い主になっていただく方から費用は一切頂いていませんでした。

その後、【飼い主行方不明で取り残された21匹の猫達】の
多頭飼育案件に関わるわけですが、さすがにこの時点で
費用をどう捻出しようか考えあぐねることとなるのです。
ほとんどが成猫でFIVキャリアの猫や、家庭内野良で触ることができない猫が何匹もいて21匹だと思っていた猫達は最終的に24匹いました。
そのうえ、家の中は糞尿にまみれたゴミ猫屋敷
廃屋のような家だった為、飼い主探しには時間とお金と労力がかかることは安易に想像出来ました。

まだスキルもなかった私が一人の力では到底解決できることではなく、
必死でSOSを出し、一人またひとりと手伝ってくれる方や支援してくれる人が増えていったのです。
金銭的な問題ですが、まずは家族がいましたので打診してみましたがやはり「猫達にかけるお金はない」とのこと。
すぐに支援物資がどんどん届き始めたので、
『餌を買わなくていいのでその分のお金を、医療費で使わせてもらえませんか?』と交渉したところ承諾してもらえ、家族からも少しですが現金を
負担してもらえる形になりました。
そしてすべての猫の健康チェックや手術を終わらせましたが、
殆どが持ち出しとなっていたので、その当時の仲間と寄付を募ることを相談して金額を設定して目標額が達成したらすぐに寄付を打ち切りました。

その当時は横の繋がりも殆どなく、病院代も通常料金でしたので
友人や仲間たち一般の方からの支援・応援がほとんどでしたが
そう考えると短い間でスキルがあがり、できることが大きく膨らんできたように感じます。

保護活動をしている個人の皆さんが直面する、活動資金繰りの大変さは
私が身を持って体験しお金の大切さを痛感しています。
会社経営で培った経験や人材教育の智を生かし
健全なNPO法人の経営を目指し、努力していくつもりです。

今後、せっかく支援して頂いた心やお金を目先のことだけに使うのではなく生きるお金の使い方をしていきたいのです。
このNPO事業を成功させること、持続させていくことが皆さんへの
恩返しだと感じています。

まだ立ち上がったばかりの小さな団体です。
まだまだ出口は遠いかもしれませんが、はるか彼方に明るい光が
さしていることは間違いありません。
必ず皆さんに
『ここを信頼して良かった』と思っていただけるような
足跡を残していくことをお約束致します。

なんだか政治家の演説みたいになってしまいましたが。。。(汗

なんといっても今 自分自身が楽しんでいます。
日々、たくさんの人に出会い変わっていく自分がいます。

<経済なき道徳は寝言>
この言葉を戒めとして経営の安定を目指して邁進していこうと思います。

  2013/04/26   代表:吉井美穂子

この記事へのコメント

コメントを送る

 
※ メールは公開されません
Loading...
 画像の文字を入力してください